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 『読んで面白い』『検索で来てもガッカリさせない』『おまけに見やすい』以上、三カ条を掲げた〜快文書〜創作プロフェッショナル共が、心底読み手を意識した娯楽文芸エンターテイメントを提供。映画評論から小説、漢詩、アートまでなんでもアリ。嘗てのカルチャー雑誌を彷彿とさせるカオスなひと時を、是非、御笑覧下さいませ。
No.
2017/10/21 (Sat) 11:55:59

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No.497
2011/11/09 (Wed) 14:25:28

 それは、いつもと変わらぬ日常の一コマで起こりました。

 駐輪場に停めておいた自転車に乗って帰ろうとすると、自分の自転車が無い。
 おそらく、自転車整理員が整理したのでしょう、停めた場所と少しズレていた場所にあったのを見つけ、鍵を解除し、さて乗ろうとしたその時でした。

 私服の30代男性「すみませんが、警察の者なんですが。その自転車…。防犯登録シールも剥がされてますよね。」

 警察手帳を開き、僕にそう声をかけてくる男性が…。
 この私服の30代男性、僕が自転車を探していた当初から、駐輪所横の歩道にずっと居たんですね。
 ケータイ電話をかけたりしてて、何してるのかな?って感じで、最初からバリバリ自分の視界には入っていましたが、まさか私服警官(刑事?)だとは…。

 どうも、僕が駐車場内をずいぶんとウロウロ自転車を探していたので目に付いていたようで、それで自転車に防犯登録シールも無い事から、職務質問されてしまったのです。

 いつの間にやら、20代男性私服警官も僕の脇に来ていました。

 30代私服警官「車台番号はあるから、それで照会かけようか。」
 自転車そのものに刻印されている番号を、無線にて照会をかける20代私服警官。
すぐに、20代私服警官「照会出ました。持ち主は中央区の○○さん。」

 そうです…、この自転車は、もう何年も前に、カギも一切無く、路上に倒れて放置されてあった自転車を拾って、自分の物として使っていた自転車だったのです。
 自転車自体は拾った時点で原状のままで、自分で防犯登録シールを剥いだりしたことも無かったので、放置されてあった時点で、おそらく盗まれ乗り捨てられていたのでしょう。
 それを使っていたのでした。

 30代私服警官「自分の物ではない。拾って乗っていたという事ですので、署に来ていただいて、事情聴取、調書、その他書く必要がありますから、連行します。」

 こうして僕の自転車には20代私服警官が乗り、僕は30代私服警官のクルマの助手席に乗せられ、と或る所轄の警察署へと連行されたのでした。


(続く)



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快文書作成ユニット(仮)
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 各々が皆、此の侭座して野に埋もるるには余りに口惜しい、正に不世出の文芸家を自称しております次第。以下、【快文書館】(仮)が誇る精鋭を御紹介します。


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