『読んで面白い』『検索で来てもガッカリさせない』『おまけに見やすい』以上、三カ条を掲げた〜快文書〜創作プロフェッショナル共が、心底読み手を意識した娯楽文芸エンターテイメントを提供。映画評論から小説、漢詩、アートまでなんでもアリ。嘗てのカルチャー雑誌を彷彿とさせるカオスなひと時を、是非、御笑覧下さいませ。
No.15
2009/10/15 (Thu) 22:11:38
4月29日午後8時56分、ある家庭での会話。
娘 「わ、お父さん、チャンネル変えてもいい? 9時からトロイっていう映画を観たいの」
父 「何だね血相を変えて。そんなに面白い映画なのかい」
娘 「だってブラッド・ピットが出るのよ。明日友だちと会うのに、観なきゃ話題についていけなくなるんだから」
父 「ブラッド・ピット? お父さんにはよく分からんが、軽薄な映画なんじゃないか?」
娘 「とにかく面白いはずだわ。トロイア戦争を描いた映画……とか聞いたわ」
父 「ふーん。いまどきの女子大生がそんなものに興味を持つもんかね。あれ? 急にテレビが映らなくなったな」
娘 「壊れたの!? 冗談じゃないわ」
父 「いやいや、大丈夫さ。叩けばまた映るようになる……ありゃ。うーん、駄目だな。こりゃ本格的にいかれた」
娘 「きゃー! どうしてくれるのよ! トロイ観られないじゃない」
弟 「姉さん、ちょっと落ち着いたらどうだい」
父 「浩一の言うとおりだ。落ち着け。お父さんだってトロイア戦争のことぐらい知ってる。昔『トロイのヘレン』という映画も観たし、そう、うちにギリシャ神話の本があったな。お母さん、あの本を持ってきておくれ……さ、これからそのトロイとかいう映画の内容を聞かせてやろうじゃないか。これで話題に遅れなくてすむぞ」
娘 「ぶーぶー」
父 「そう不満を言うな。博学な父を持ったことを有り難く思うんだな。えーと、この本によると……いかん、トロイア戦争のページがだいぶ破けてるな」
娘 「大丈夫なの!?」
父 「心配するな、だいたいのことは記憶している。えー、破れずに残っている部分によると、こういうことになるな。むかし天上界で、アテナ、ヘラ、アフロディーテという三人の女神が美しさを競うことになった。ゼウスは誰がいちばん美しいかの判決を、パリスという羊飼いの少年にゆだねることにした。ところがアフロディーテが、自分を指名してくれたらこの世で最も美しい女を妻として与える、とパリスに持ちかけたんだな。パリスはこれに目がくらみ、アフロディーテを一位に推した。パリスはアフロディーテの保護のもとギリシアに渡り、スパルタ王メネラオスに迎えられた。で、メネラオスの妻であるヘレンが絶世の美女で、アフロディーテがパリスの妻にと約束した女がこれだったんだな。女神の庇護があるから、パリスはなんなくヘレンを口説き落とし、トロイアに連れて帰った。えーと、パリスは羊飼いなんかやっていたが、実はトロイアの王子だったんだな。それがきっかけになって、スパルタの呼びかけに応じたギリシア諸国の連合軍は、トロイアと全面戦争になったというわけだ」
娘 「ふーん、なんだかややこしいわね。アキレスっていうのが出てこない? ブラピがやるらしいのよ」
父 「ここからは本が破れていてよくわからないな……しかしどうも、アキレスというのはギリシア方の戦士らしいな」
娘 「ということはギリシア方が勝つのね。でも、いろんな名前が出てきてよく分からないわ……そのパリスっていうのはパリス・ヒルトンと関係があるのかしら」
父 「うーん、その辺がよく分からんな……まあしかし、関係あると見るのが妥当だろうな。おそらくトロイアの王子パリスの妹がパリス・ヒルトンだろう。配役から見て、ブラッド・ピットの恋人だろうな」
娘 「ふーん。ヘレンっていうのも物語の鍵を握っているわね。どんな女優さんがやるのかしら」
父 「まあヘレンというぐらいだから、西川へレンじゃないかな」
娘 「じゃあメネラオスは西川きよし?」
父 「当然そういうことになるな」
弟 「父さん、俺、数学の幾何の時間にメネラウスの定理っていうのを習ったんだけど、それは関係ないかな」
父 「それだ。確か聞いたことがあるぞ。ギリシアの数学者で、戦争になっても地面に図形ばかり描いていて、兵士にあっけなく殺されたのがいたな。たぶんメネラオスがそれだ」
娘 「じゃあメネラオスはスパルタの王で数学者なの? で、すぐに殺されちゃうの? 西川きよしなのに?」
父 「おそらく友情出演なんだろう」
弟 「いやしかし、メネラオスが妻を奪われたからこそ戦争してるんだろ? すぐに死んじゃったら戦争を続ける意味が無いじゃないか」
父 「しかし西川へレンを奪われ西川きよしが殺されたら、吉本興業は黙っちゃおるまい? だから全面戦争もやむをえないことだろうさ」
弟 「じゃ、ギリシア方というのは吉本興業のことなの?」
父 「そう解釈するのが自然だろうな。ギリシア軍とはすなわち、吉本の若手芸人が組織したものに相違あるまい」
娘 「わかった! じゃトロイアは、パリス・ヒルトンが娘なんだからヒルトン財閥のことなのよ!」
父 「おそらくそうだろうね。しかしそうなると王子のパリスというのはどんな奴なんだろうね……お父さんが思うに、昔スパイ大作戦に出てきた変装の名人パリスと同一人じゃないかな」
弟 「なんでいきなりそんなマニアックなキャラが出てくるんだい?」
父 「変装のパリスといえば、演じるのはMr.スポックのレナード・ニモイだぞ。西川へレンとも年齢的に釣り合うじゃないか」
娘 「整理するわね。トロイアの王家はすなわちヒルトン財閥で、その王子であるパリス・ニモイが、ギリシア方つまり吉本興業から西川へレンを奪い、さらには王である西川きよしを殺し、戦争に突入。さらにギリシア方のブラピ演じるアキレスはトロイアのパリス・ヒルトンと恋仲。なんだかスリリングな話ね。でも、アキレスも吉本の芸人なの? アキレスはすごくかっこよくて強いっていう設定なのよ。芸人って柄じゃないわ」
父 「お父さんもさっきからそれを考えてたんだがね。最近は吉本も多角経営だからプロレス部門みたいなものがあって、アキレスはそこの所属なんじゃないかな」
弟 「じゃ、アキレスはレスラーなの? 名前から察するに得意技はアキレス腱固めかな」
父 「かも知れん。ん……だんだん思い出してきたぞ。この本によると、トロイア戦争の物語の原作は『イーリアス』だそうだが、これを書いたのは確か梶原一騎だ。アキレスは虎の穴で鍛えられ、自らが育った孤児院を援助するために戦い続けるんだ」
娘 「じゃ、ブラッド・ピットの演じるアキレスはタイガーマスクで本名は伊達直人? なんだか複雑だわ……でも孤児院で育ったアキレス・伊達が財閥のパリス・ヒルトンと恋仲って、ロマンティックでいいわね。なれそめは何だったのかしら」
父 「おそらくアキレス・タイガー・伊達がおのれを鍛えるため、セレブたちの娯楽であるルール無用の『地下プロレス』のリングに上がっていたとき出逢ったんじゃないかな。パリス・ヒルトンはあちこちで派手なパーティをやりすぎてどこの店でも出入り禁止になり、彼氏とのセックスを映したビデオが流出し、自暴自棄になって地下プロレスのリング・サイドで酒に溺れていた。それをタイガーが見初めたというわけだ」
娘 「頭がこんがらがってくるわ……で、結局、戦争はどうなるのよ」
弟 「トロイの木馬っていうのが出てくるんじゃなかったっけ?」
娘 「何それ。コンピュータ・ウィルス?」
父 「確かギリシア方がトロイの木馬を送ることで、最終的にトロイアに勝ったんだ。おそらくコンピュータ・ウィルスだろうね」
弟 「そんなんで戦争に勝てるの?」
父 「たぶん、パリス・ニモイはシステム・エンジニアなんだよ。ウィルス騒ぎで対応に追われている間に、西川へレンを奪われ、しかも連日の徹夜で疲労が溜まって過労死してしまい、トロイアは滅亡というわけさ」
娘 「なんだか救われない話ね」
父 「えてしてギリシア悲劇というのはそんなもんだよ」
娘 「パリス・ヒルトンはどうなるのよ」
父 「そのキャラを買われて吉本の舞台に立つだろうね」
弟 「それも悲しいオチだなあ」
(c) 2009 ntr ,all rights reserved.
娘 「わ、お父さん、チャンネル変えてもいい? 9時からトロイっていう映画を観たいの」
父 「何だね血相を変えて。そんなに面白い映画なのかい」
娘 「だってブラッド・ピットが出るのよ。明日友だちと会うのに、観なきゃ話題についていけなくなるんだから」
父 「ブラッド・ピット? お父さんにはよく分からんが、軽薄な映画なんじゃないか?」
娘 「とにかく面白いはずだわ。トロイア戦争を描いた映画……とか聞いたわ」
父 「ふーん。いまどきの女子大生がそんなものに興味を持つもんかね。あれ? 急にテレビが映らなくなったな」
娘 「壊れたの!? 冗談じゃないわ」
父 「いやいや、大丈夫さ。叩けばまた映るようになる……ありゃ。うーん、駄目だな。こりゃ本格的にいかれた」
娘 「きゃー! どうしてくれるのよ! トロイ観られないじゃない」
弟 「姉さん、ちょっと落ち着いたらどうだい」
父 「浩一の言うとおりだ。落ち着け。お父さんだってトロイア戦争のことぐらい知ってる。昔『トロイのヘレン』という映画も観たし、そう、うちにギリシャ神話の本があったな。お母さん、あの本を持ってきておくれ……さ、これからそのトロイとかいう映画の内容を聞かせてやろうじゃないか。これで話題に遅れなくてすむぞ」
娘 「ぶーぶー」
父 「そう不満を言うな。博学な父を持ったことを有り難く思うんだな。えーと、この本によると……いかん、トロイア戦争のページがだいぶ破けてるな」
娘 「大丈夫なの!?」
父 「心配するな、だいたいのことは記憶している。えー、破れずに残っている部分によると、こういうことになるな。むかし天上界で、アテナ、ヘラ、アフロディーテという三人の女神が美しさを競うことになった。ゼウスは誰がいちばん美しいかの判決を、パリスという羊飼いの少年にゆだねることにした。ところがアフロディーテが、自分を指名してくれたらこの世で最も美しい女を妻として与える、とパリスに持ちかけたんだな。パリスはこれに目がくらみ、アフロディーテを一位に推した。パリスはアフロディーテの保護のもとギリシアに渡り、スパルタ王メネラオスに迎えられた。で、メネラオスの妻であるヘレンが絶世の美女で、アフロディーテがパリスの妻にと約束した女がこれだったんだな。女神の庇護があるから、パリスはなんなくヘレンを口説き落とし、トロイアに連れて帰った。えーと、パリスは羊飼いなんかやっていたが、実はトロイアの王子だったんだな。それがきっかけになって、スパルタの呼びかけに応じたギリシア諸国の連合軍は、トロイアと全面戦争になったというわけだ」
娘 「ふーん、なんだかややこしいわね。アキレスっていうのが出てこない? ブラピがやるらしいのよ」
父 「ここからは本が破れていてよくわからないな……しかしどうも、アキレスというのはギリシア方の戦士らしいな」
娘 「ということはギリシア方が勝つのね。でも、いろんな名前が出てきてよく分からないわ……そのパリスっていうのはパリス・ヒルトンと関係があるのかしら」
父 「うーん、その辺がよく分からんな……まあしかし、関係あると見るのが妥当だろうな。おそらくトロイアの王子パリスの妹がパリス・ヒルトンだろう。配役から見て、ブラッド・ピットの恋人だろうな」
娘 「ふーん。ヘレンっていうのも物語の鍵を握っているわね。どんな女優さんがやるのかしら」
父 「まあヘレンというぐらいだから、西川へレンじゃないかな」
娘 「じゃあメネラオスは西川きよし?」
父 「当然そういうことになるな」
弟 「父さん、俺、数学の幾何の時間にメネラウスの定理っていうのを習ったんだけど、それは関係ないかな」
父 「それだ。確か聞いたことがあるぞ。ギリシアの数学者で、戦争になっても地面に図形ばかり描いていて、兵士にあっけなく殺されたのがいたな。たぶんメネラオスがそれだ」
娘 「じゃあメネラオスはスパルタの王で数学者なの? で、すぐに殺されちゃうの? 西川きよしなのに?」
父 「おそらく友情出演なんだろう」
弟 「いやしかし、メネラオスが妻を奪われたからこそ戦争してるんだろ? すぐに死んじゃったら戦争を続ける意味が無いじゃないか」
父 「しかし西川へレンを奪われ西川きよしが殺されたら、吉本興業は黙っちゃおるまい? だから全面戦争もやむをえないことだろうさ」
弟 「じゃ、ギリシア方というのは吉本興業のことなの?」
父 「そう解釈するのが自然だろうな。ギリシア軍とはすなわち、吉本の若手芸人が組織したものに相違あるまい」
娘 「わかった! じゃトロイアは、パリス・ヒルトンが娘なんだからヒルトン財閥のことなのよ!」
父 「おそらくそうだろうね。しかしそうなると王子のパリスというのはどんな奴なんだろうね……お父さんが思うに、昔スパイ大作戦に出てきた変装の名人パリスと同一人じゃないかな」
弟 「なんでいきなりそんなマニアックなキャラが出てくるんだい?」
父 「変装のパリスといえば、演じるのはMr.スポックのレナード・ニモイだぞ。西川へレンとも年齢的に釣り合うじゃないか」
娘 「整理するわね。トロイアの王家はすなわちヒルトン財閥で、その王子であるパリス・ニモイが、ギリシア方つまり吉本興業から西川へレンを奪い、さらには王である西川きよしを殺し、戦争に突入。さらにギリシア方のブラピ演じるアキレスはトロイアのパリス・ヒルトンと恋仲。なんだかスリリングな話ね。でも、アキレスも吉本の芸人なの? アキレスはすごくかっこよくて強いっていう設定なのよ。芸人って柄じゃないわ」
父 「お父さんもさっきからそれを考えてたんだがね。最近は吉本も多角経営だからプロレス部門みたいなものがあって、アキレスはそこの所属なんじゃないかな」
弟 「じゃ、アキレスはレスラーなの? 名前から察するに得意技はアキレス腱固めかな」
父 「かも知れん。ん……だんだん思い出してきたぞ。この本によると、トロイア戦争の物語の原作は『イーリアス』だそうだが、これを書いたのは確か梶原一騎だ。アキレスは虎の穴で鍛えられ、自らが育った孤児院を援助するために戦い続けるんだ」
娘 「じゃ、ブラッド・ピットの演じるアキレスはタイガーマスクで本名は伊達直人? なんだか複雑だわ……でも孤児院で育ったアキレス・伊達が財閥のパリス・ヒルトンと恋仲って、ロマンティックでいいわね。なれそめは何だったのかしら」
父 「おそらくアキレス・タイガー・伊達がおのれを鍛えるため、セレブたちの娯楽であるルール無用の『地下プロレス』のリングに上がっていたとき出逢ったんじゃないかな。パリス・ヒルトンはあちこちで派手なパーティをやりすぎてどこの店でも出入り禁止になり、彼氏とのセックスを映したビデオが流出し、自暴自棄になって地下プロレスのリング・サイドで酒に溺れていた。それをタイガーが見初めたというわけだ」
娘 「頭がこんがらがってくるわ……で、結局、戦争はどうなるのよ」
弟 「トロイの木馬っていうのが出てくるんじゃなかったっけ?」
娘 「何それ。コンピュータ・ウィルス?」
父 「確かギリシア方がトロイの木馬を送ることで、最終的にトロイアに勝ったんだ。おそらくコンピュータ・ウィルスだろうね」
弟 「そんなんで戦争に勝てるの?」
父 「たぶん、パリス・ニモイはシステム・エンジニアなんだよ。ウィルス騒ぎで対応に追われている間に、西川へレンを奪われ、しかも連日の徹夜で疲労が溜まって過労死してしまい、トロイアは滅亡というわけさ」
娘 「なんだか救われない話ね」
父 「えてしてギリシア悲劇というのはそんなもんだよ」
娘 「パリス・ヒルトンはどうなるのよ」
父 「そのキャラを買われて吉本の舞台に立つだろうね」
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目次
上段の『☆ 索引』、及び、下段の『☯ 作家別索引』からどうぞ。本や雑誌をパラパラめくる感覚で、読みたい記事へと素早くアクセスする事が出来ます。
執筆陣
HN:
快文書作成ユニット(仮)
自己紹介:
各々が皆、此の侭座して野に埋もるるには余りに口惜しい、正に不世出の文芸家を自称しております次第。以下、【快文書館】(仮)が誇る精鋭を御紹介します。
❁ ntr 〜 またの名を中村震。小説、エッセイ、漢詩などを書きます。mixiでも活動。ふだん高校で数学を教えているため、数学や科学について書くこともあります。試験的にハヤカワ・ポケット・ブックSFのレビューを始めてみました。
❖ 呂仁為 Ⅱ 〜 昭和の想い出話や親しみやすい時代物、歴史小説などについて書きます。
✿ 流火-rjuka- ~ 主に漢詩の創作、訳詩などを行っています。架空言語による詩も今後作りたいと思っています。
☃ ちゅうごくさるなし
主に小説を書きます。気が向けば弟のカヲスな物語や、独り言呟きなことを書くかもしれません。
♘ ED-209 〜 ブログ引っ越しました。
☠ 杏仁ブルマ
セカイノハテから覗くモノ
我ら一同、只管に【快文書】を綴るのみ。お気に入りの本の頁をめくる感覚で、ゆるりとお楽しみ頂ければ僥倖に御座居ます。
※ 基本的に当ページはリンクフリーです。然し乍ら見易さ追求の為、相互には承っておりません。悪しからず御了承下さい。※
❁ ntr 〜 またの名を中村震。小説、エッセイ、漢詩などを書きます。mixiでも活動。ふだん高校で数学を教えているため、数学や科学について書くこともあります。試験的にハヤカワ・ポケット・ブックSFのレビューを始めてみました。
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我ら一同、只管に【快文書】を綴るのみ。お気に入りの本の頁をめくる感覚で、ゆるりとお楽しみ頂ければ僥倖に御座居ます。
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