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 『読んで面白い』『検索で来てもガッカリさせない』『おまけに見やすい』以上、三カ条を掲げた〜快文書〜創作プロフェッショナル共が、心底読み手を意識した娯楽文芸エンターテイメントを提供。映画評論から小説、漢詩、アートまでなんでもアリ。嘗てのカルチャー雑誌を彷彿とさせるカオスなひと時を、是非、御笑覧下さいませ。
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2024/11/21 (Thu) 19:22:40

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No.285
2010/04/18 (Sun) 20:48:48

エミール・ギレリス晩年のベートーヴェンのアルバム「テンペスト、ワルトシュタイン、告別」また「悲愴、月光、熱情」を最近聴いて、これはとても良かった。遅いところも速いところも、ピアニスト自身の言葉で語りかけてくるようである。ギレリスによる「ハンマークラヴィーア」のアルバムも購入したが、これは音楽自体がよく判らないから何とも言いようがない。

今日は音楽を聴いてぼんやり過ごしていた。ブラームスのピアノ三重奏などもじっくり聴いてみると良い曲だな。ブラームスにはピアノ四重奏曲、ピアノ五重奏曲、弦楽五重奏曲など室内楽の名曲が多いが、どれぐらい聴かれているのだろう。

モーツァルトのディヴェルティメント17番ニ長調K.334をウィーン八重奏団員の演奏で聴く。この曲は何度聴いても飽きない。レナー四重奏団らによる古風な演奏も好きだ。これを弦楽合奏でやるのは邪道だ、と誰かが書いていたが、そんなこともないと思う。カラヤンによる弦楽合奏版はレガート奏法がマッチしてなかなかいい線いっていると思う。

モーツァルトのピアノ・ソナタは、僕はフリードリヒ・グルダによる演奏を最も好む。彼のピアノの音はなんとコロコロと耳に心地よいことか。この人はごく微妙なテンポの崩し方をし、モーツァルトでは一様でないトリルを聴かせ、それが洗練されたユーモアを感じさせる(自分が所持しているのはamadeoのK.331, K.333, K.545, K485 が収められたアルバム)。

あと今日はトスカニーニ指揮によるショスタコーヴィチ「交響曲第七番」を聴く。冷戦下、ソ連から楽譜をマイクロフィルムにしてアメリカに持ち込んだとかいうもの。アメリカ初演だそうだが、もうトスカニーニ節になってしまっているのが凄い。


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執筆陣
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快文書作成ユニット(仮)
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 各々が皆、此の侭座して野に埋もるるには余りに口惜しい、正に不世出の文芸家を自称しております次第。以下、【快文書館】(仮)が誇る精鋭を御紹介します。


 ❁ ntr 〜 またの名を中村震。小説、エッセイ、漢詩などを書きます。mixiでも活動。ふだん高校で数学を教えているため、数学や科学について書くこともあります。試験的にハヤカワ・ポケット・ブックSFのレビューを始めてみました。

 ❖ 呂仁為 Ⅱ 〜 昭和の想い出話や親しみやすい時代物、歴史小説などについて書きます。

 ✿ 流火-rjuka- ~ 主に漢詩の創作、訳詩などを行っています。架空言語による詩も今後作りたいと思っています。

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