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 『読んで面白い』『検索で来てもガッカリさせない』『おまけに見やすい』以上、三カ条を掲げた〜快文書〜創作プロフェッショナル共が、心底読み手を意識した娯楽文芸エンターテイメントを提供。映画評論から小説、漢詩、アートまでなんでもアリ。嘗てのカルチャー雑誌を彷彿とさせるカオスなひと時を、是非、御笑覧下さいませ。
No.
2024/11/21 (Thu) 20:23:04

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No.302
2010/05/17 (Mon) 01:37:11

いぜん相撲の放送でアナウンサーが「こぢからがある」という言葉を使っていた。小柄な力士に対してだったから、小柄な人が力のあるさまをいうのかな、変な言葉だと思っていたら違っていた。「こぢから」は「ちょっとした力。人並みよりは強い力」を意味するようだ。「こがね」と似たような「こ」の使い方だ。ところで「こがねざわ」という苗字があるが、それは「ちょっとした金のある沢」なのだろうか、それとも「ちょっとした金沢」なのだろうか。

「こばかにする」は「他人を見くびったような態度をとる」ことだが、「おおばかにする」という言葉はない。それは人をおおばかにできるほどの知力のある人なら、もはや人を馬鹿にする必要がないということではなかろうか。
いぜん時代劇に「大庭可門(おおば・かもん)」という名前の人が出てきたが、実在の人名だろうか。鎌倉時代には大庭景親(おおば・かげちか)という武将がいたようだ。しかし変換しようとすると「おお馬鹿げ地価」となったから、そう有名な武将ではないのかも知れない。

日本人の苗字で「おおしま」より「こじま」のほうがずっと多いのは、やはり大きな島より小さな島のほうが多いから、だろうか。

以前「ワーグナーと小島」という記事を書いたがまったく反響がなかったため削除した。
それは次のような内容だった。

ワーグナーと小島

「小島係長、九番にヴァルハラ電機のブリュンヒルデさんからです」
「お電話かわりました、小島です。あれ? 小林君、ちゃんと保留押した?」
「押しました」
「もしもし。もしもし。おかしいな。折り返すか……」
グラグラッ。
「地震か……電話、不通なの? 小島君、いまの、ヴァルハラのブリュンヒルデさんからだろう?」
「はい」
「直接行ったほうが早いな。じゃ小島君、悪いけど急ぎだから、ワルキューレのシリアルナンバーだけ知らせにヴァルハラまで行ってくれないかな」
「わかりました」
こうして小島係長のヴァルハラへの壮大な冒険の旅が幕を上げるのである!

(つづきは書きません)


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快文書作成ユニット(仮)
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 各々が皆、此の侭座して野に埋もるるには余りに口惜しい、正に不世出の文芸家を自称しております次第。以下、【快文書館】(仮)が誇る精鋭を御紹介します。


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