『読んで面白い』『検索で来てもガッカリさせない』『おまけに見やすい』以上、三カ条を掲げた〜快文書〜創作プロフェッショナル共が、心底読み手を意識した娯楽文芸エンターテイメントを提供。映画評論から小説、漢詩、アートまでなんでもアリ。嘗てのカルチャー雑誌を彷彿とさせるカオスなひと時を、是非、御笑覧下さいませ。
No.207
2010/01/29 (Fri) 00:34:00
3001 盗まれた街 ジャック・フィニイ 福島正実訳
3002 ドノヴァンの脳髄 カート・シオドマク 中田耕治訳
3003 火星人ゴーホーム フレドリック・ブラウン 森郁夫訳
3004 宇宙人フライデイ レックス・ゴードン 井上一夫訳
3005 吸血鬼 リチャード・マシスン 田中小実昌訳
3006 21世紀潜水艦 フランク・ハーバート 高橋泰邦訳
3007 クリスマス・イブ C・M・コーンブルース 新庄哲夫訳
3008 宇宙の妖怪たち ジューディス・メリル編 中村能三・他訳
3009 大真空 チャールズ・E・メイン 高橋泰邦訳
3010 宇宙病地帯 ジョージ・O・スミス 南洋一郎訳
3011 時間溶解機 ジェリイ・ソウル 田中小実昌訳
3012 宇宙の眼 フィリップ・K・ディック 中田耕治訳
3013 渦まく谺 リチャード・マシスン 高橋豊訳
3014 神経線維 レスター・デル・リイ 林克己訳
3015 アトムの子ら ウィルマー・H・シラス 小笠原豊樹訳
3016 鋼鉄都市 アイザック・アシモフ 福島正実訳
3017 呪われた村 ジョン・ウィンダム 林克己訳
3018 果てしなき明日 ハント・コリンズ 中桐雅夫訳
3019 アンドロイド エドマンド・クーパー 小笠原豊樹訳
3020 300:1 J・T・マッキントッシュ 一ノ瀬直二訳
3021 時の風 チャド・オリヴァー 小泉太郎訳
3022 都市 ―ある未来叙事詩― C・D・シマック 林克己・他訳
3023 海底牧場 アーサー・C・クラーク 高橋泰邦訳
3024 刺青の男 レイ・ブラッドベリ 小笠原豊樹訳
3025 火星の砂 アーサー・C・クラーク 平井イサク訳
3026 宇宙商人 フレデリック・ポール、C・M・コーンブルース 加島祥造訳
3027 金星応答なし スタニスラフ・レム 桜井正寅訳
3028 超能力エージェント ウィルスン・タッカー 矢野徹訳
3029 来たるべき世界の物語 <H・G・ウェルズ短編集Ⅰ> 早川書房編集部編 宇野利泰訳
3030 宇宙気流 アイザック・アシモフ 平井イサク訳
3031 最終戦争の目撃者 アルフレッド・コッペル 矢野徹訳
3032 太陽の黄金の林檎 レイ・ブラッドベリ 小笠原豊樹訳
3033 タイム・マシン <H・G・ウェルズ短編集Ⅱ> 早川書房編集部 宇野利泰訳
3034 海底二万リーグ ジュール・ヴェルヌ 村上哲夫訳
3035 モロー博士の島 <H・G・ウェルズ短編集Ⅲ> 早川書房編集部 宇野利泰訳
3036 脳波 ポール・アンダースン 林克己訳
3037 地球の緑の丘 R・A・ハインライン 田中融二・他訳
3038 人間の手がまだ触れない ロバート・シェクリイ 稲葉由紀・他訳
3039 マラコット海淵 コナン・ドイル 斎藤伯好訳
3040 月世界最初の人間 H・G・ウェルズ 白木茂訳
3041 月は地獄だ! ジョン・W・キャンベル 矢野徹訳
3042 アーサー王宮廷のヤンキー マーク・トゥウェイン 小倉多加志訳
3043 宇宙恐怖物語 グロフ・コンクリン編 小笠原豊樹・他訳
3044 地球脱出 R・A・ハインライン 矢野徹訳
3045 巨眼 マックス・エールリッヒ 清水俊二訳
3046 人間以上 シオドア・スタージョン 矢野徹訳
3047 火星年代記 レイ・ブラッドベリ 小笠原豊樹訳
3048 ロスト・ワールド A・コナン・ドイル 新庄哲夫訳
3049 宇宙翔けるもの <現代ソビエトSF短編集> 早川書房編集部編 袋一平訳
3050 トリフィドの日 ジョン・ウィンダム 峯岸久訳
3051 墓碑銘二〇〇七年 光瀬龍
3052 地には平和を 小松左京
3053 宇宙のあいさつ 星新一
3054 われはロボット アイザック・アシモフ 小尾芙佐・他訳
3055 宇宙行かば マレイ・ラインスター 高橋泰邦訳
3056 宇宙戦争 H・G・ウェルズ 宇野利泰訳
3057 地底旅行 ジュール・ヴェルヌ 村上啓夫訳
3058 夏への扉 R・A・ハインライン 福島正実訳
3059 SFマガジン・ベストNo.1 早川書房編集部編
3060 SFマガジン・ベストNo.2 早川書房編集部編
3061 わが手の宇宙 フレドリック・ブラウン 早川書房編集部編
3062 第四間氷期 安部公房
3063 天の光はすべて星 フレドリック・ブラウン 田中融二訳
3064 超生命ヴァイトン エリック・F・ラッセル 矢野徹訳
3065 華氏四五一度 レイ・ブラッドベリ 宇野利泰訳
3066 影が重なる時 小松左京
3067 幼年期の終り アーサー・C・クラーク 福島正実訳
3068 虎よ、虎よ! アルフレッド・ベスター 中田耕治訳
3069 破滅への二時間 ピーター・ブライアント(ピーター・ジョージ) 志摩隆訳
3070 SFマガジン・ベストNo.3 早川書房編集部編
3071 妖精配給会社 星新一
3072 最後の障壁 ポール・アンダースン 井上一夫訳
3073 時の支配者 ウィルスン・タッカー 矢野徹訳
3074 虚空の遺産 エドモンド・ハミルトン 川口正吉訳
3075 ミュータント ルイス・パジェット 浅倉久志訳
3076 審判の日 ポール・アンダースン 砧一郎訳
3077 SFマガジン・ベストNo.4 早川書房編集部編
3078 高い城の男 フィリップ・K・ディック 川口正吉訳
3079 ヒューゴー賞傑作集No.1 アイザック・アシモフ編 志摩隆・他訳
3080 ヒューゴー賞傑作集No.2 アイザック・アシモフ編 峯岸久・他訳
3081 太陽の影 チャド・オリヴァー 小尾芙佐訳
3082 落陽二二一七年 光瀬龍
3083 破壊された男 アルフレッド・ベスター 伊藤典夫訳
3084 重力の使命 ハル・クレメント 浅倉久志訳
3085 拠点 ヴァン・ヴォクト 早川書房編集部編
3086 宇宙震 マレイ・ラインスター 早川書房編集部編
3087 渇きの海 アーサー・C・クラーク 深町真理子訳
3088 日本売ります 小松左京
3089 半数染色体 ジェリイ・ソール 矢野徹訳
3090 裸の太陽 アイザック・アシモフ 常盤新平訳
3091 ソラリスの陽のもとに スタニスラフ・レム 飯田規和訳
3092 闇よ、つどえ フリッツ・ライバー 川口正吉訳
3093 勝利 フィリップ・ワイリー 志摩隆訳
3094 ヒューマノイド J・ウィリアムスン 川口正吉訳
3095 準B級市民 眉村卓
3096 十八時の音楽浴 海野十三
3097 明日を越える旅 ロバート・シェクリイ 宇野利泰訳
3098 地球人よ、故郷に還れ ジェイムズ・ブリッシュ 砧一郎訳
3099 東海道戦争 筒井康隆
3100 未知の地平線 R・A・ハインライン 川口正吉訳
3101 思考の網 ヘルベルト・フランケ 松谷健二訳
3102 再生の時 C・D・シマック 宇野輝雄訳
3103 宇宙の孤児 R・A・ハインライン 矢野徹訳
3104 地球の脅威 R・A・ハインライン 福島正実・他訳
3105 竜座の暗黒星 <現代ソビエトSF短編集②> ストルガツキー兄弟 西本昭治・編訳
3106 恋人たち P・J・ファーマー 伊藤典夫訳
3107 太陽系七つの秘宝 <キャプテン・フューチャー・シリーズ> エドモンド・ハミルトン 野田昌宏訳
3108 宇宙のスカイラーク <スカイラーク・シリーズ> エドワード・E・スミス 川口正吉訳
3109 火星で最後の…… 豊田有恒
3110 地球巡礼 ロバート・シェクリイ 宇野利泰訳
3111 都市と星 アーサー・C・クラーク 真木進訳
3112 さなぎ ジョン・ウィンダム 峯岸久訳
3113 タイム・パトロール ポール・アンダースン 深町真理子訳
3114 東京二〇六五 生島治郎
3115 時間と空間の冒険No.1 R・J・ヒーリイ、J・F・マッコーマス編
3116 天翔る十字軍 ポール・アンダースン 豊田有恒訳
3117 ある生き物の記録 <ショート・ショート集> 小松左京
3118 謎の宇宙船強奪団 <キャプテン・フューチャー・シリーズ> エドモンド・ハミルトン 野田昌宏訳
3119 宇宙市民 ロバート・シェクリイ 南山宏・他訳
3120 地底世界ペルシダー <ペルシダー・シリーズ> E・R・バロウズ 佐藤高子訳
3121 海竜めざめる ジョン・ウィンダム 星新一訳
3122 宇宙零年 ジェイムズ・ブリッシュ 浅倉久志訳
3123 ラルフ一二四C 四一+ H・ガーンズバック 川村哲郎訳
3124 SFの夜 福島正実
3125 スカイラーク3 <スカイラーク・シリーズ> エドワード・E・スミス 川口正吉訳
3126 中継ステーション クリフォード・D・シマック 船戸牧子訳
3127 発狂した宇宙 フレドリック・ブラウン 稲葉明雄訳
3128 宇宙の小石 アイザック・アシモフ 三樹青生訳
3129 火星のタイム・スリップ フィリップ・K・ディック 小尾芙佐訳
3130 よろこびの機械 レイ・ブラッドベリ 吉田誠一訳
3131 モンスター <ドック・サヴェッジ・シリーズ> ケネス・ロブスン 宇野輝雄訳
3132 時のロスト・ワールド <キャプテン・フューチャー・シリーズ> エドモンド・ハミルトン 野田昌宏訳
3133 危機のペルシダー <ペルシダー・シリーズ> E・R・バロウズ 佐藤高子訳
3135 虎は目覚める 平井和正
3136 宇宙の戦士 R・A・ハインライン 矢野徹訳
3137 象牙の城 ヘルベルト・W・フランケ 松谷健二訳
3138 自由未来 R・A・ハインライン 浅倉久志訳
3139 地球の長い午後 B・W・オールディス 伊藤典夫訳
3140 宇宙播種計画 ジェイムズ・ブリッシュ 川村哲郎訳
3141 秘密国家ICE フレッド・ホイル 伊藤哲訳
3142 永遠の終り アイザック・アシモフ 深町真理子訳
3143 時の歩廊 ポール・アンダースン 浅倉久志訳
3144 ミクロ潜航作戦 (映画化名 ミクロの決死圏) アイザック・アシモフ 高橋泰邦訳
3145 ベトナム観光公社 筒井康隆
3146 標的ナンバー10 ロバート・シェクリイ 小倉多加志訳
3147 悪魔のいる天国 星新一
3148 大いなる惑星 ジャック・ヴァンス 浅倉久志訳
3149 多元宇宙の家 サム・マーウィン・ジュニア 川村哲郎訳
3150 生きている穴 小松左京
3151 異星の隣人たち チャド・オリヴァー 足立楓訳
3152 オッド・ジョン オラフ・ステープルドン 矢野徹訳
3153 タイム・マシン大騒動 キース・ローマー 平井イサク訳
3154 第五惑星 フレッド/ジェフリイ・ホイル 伊藤哲訳
3155 最初のレンズマン エドワード・E・スミス 川口正吉訳
3156 観察者の鏡 エドガー・パングボーン 小尾芙佐訳
3157 タイム・トンネル マレイ・ラインスター 浅倉久志訳
3158 戦乱のペルシダー <ペルシダー・シリーズ> E・R・バローズ 佐藤高子訳
3159 泰平ヨンの航星日記 スタニスラフ・レム 袋一平訳
3160 銀河パトロール <レンズマン・シリーズ> エドワード・E・スミス 井上一夫訳
3161 影が行く ジョン・W・キャンベル 矢野徹・川村哲郎訳
3162 宇宙のかけら ロバート・シェクリイ 高橋豊・他訳
3163 神への長い道 小松左京
3164 宇宙兵ブルース ハリイ・ハリスン 浅倉久志訳
3165 ハイウェイ惑星 石原藤夫
3166 ヴァレロンのスカイラーク <スカイラーク・シリーズ> エドワード・E・スミス 川口正吉訳
3167 タイム・トンネル/②タイムスリップ! マレイ・ラインスター 浅倉久志訳
3168 インベーダー キース・ローマー 平井イサク訳
3169 ロスト・オアシス <ドック・サヴェッジ・シリーズ> ケネス・ロブスン 矢野徹訳
3170 太陽自殺 エドマンド・クーパー 林克己訳
3171 アンドロメダのA フレッド・ホイル ジョン・エリオット 伊藤哲訳
3172 偉大なる幻影 D・ブッツァーティ 脇功・松谷健二訳
3173 角笛の音の響くとき サーバン 永井淳訳
3174 人類皆殺し トーマス・M・ディッシュ 深町真理子訳
3175 万国博がやってくる 眉村卓
3176 銀河帝国衰亡史 アイザック・アシモフ 中上守訳
3177 暗黒星通過! ジョン・W・キャンベル 野田昌宏訳
3178 月と太陽諸国の滑稽譚 シラノ・ド・ベルジュラック 伊東守男訳
3179 この地球のどこにも ルイス・シャーボノー 足立楓訳
3180 カナン五一〇〇年 光瀬龍
3181 時の凱歌 ジェイムズ・ブリッシュ 浅倉久志訳
3182 大地は永遠に G・R・スチュワート 中村能三訳
3183 アルファルファ作戦 筒井康隆
3184 明日にとどく アーサー・C・クラーク 南山宏・他訳
3185 太陽クイズ フィリップ・K・ディック 小尾芙佐訳
3186 アステカに吹く嵐 豊田有恒
3187 宇宙軍団 ジャック・ウィリアムスン 野田昌宏訳
3188 E=MC^2 ピエール・ブール 大久保和郎訳
3189 インベーダー② 宇宙からの侵入者 キース・ローマー 川村哲郎訳
3190 ロマンチスト 福島正実
3191 インベーダー③ 不死身のインベーダー レイフ・バーナード 佐和誠訳
3192 地底世界のターザン <ペルシダー・シリーズ> E・R・バローズ 佐藤高子訳
3193 魔法つかいの夏 石川喬司
3194 ハウザーの記憶 カート・シオドマク 矢野徹訳
3195 インベーダー④ 三葉虫の夜 レイフ・バーナード 中桐雅夫訳
3196 夢判断 久野四郎
3197 特務指令<ワスプ> E・F・ラッセル 伊藤哲訳
3198 午後の恐竜 星新一
3199 イシュタルの船 エイヴラム・メリット 川口正吉訳
3200 大いなる爆発 E・F・ラッセル 岡部宏之訳
3201 縮みゆく人間 リチャード・マシスン 吉田誠一訳
3202 飢えた宇宙(そら) 小松左京
3203 10月1日では遅すぎる フレッド・ホイル 伊藤典夫訳
3204 X・Pで幸福を! シェパード・ミード 内藤たけし訳
3205 画像文明 石原藤夫
3206 テクニカラー・タイムマシン ハリイ・ハリスン 浅倉久志訳
3207 白鹿亭綺譚 アーサー・C・クラーク 平井イサク訳
3208 航時軍団 ジャック・ウィリアムスン 野田昌宏訳
3209 動乱二一〇〇 R・A・ハインライン 高橋豊訳
3210 奇妙な触合い シオドア・スタージョン 高橋豊訳
3211 無限軌道 ポール・アンダースン 浅倉久志訳
3212 時の塔 レイ・カミングズ 川口正吉訳
3213 地球誘導作戦 シェパード・ミード 内藤たけし訳
3214 異次元の彼方から マレイ・ラインスター 佐藤高子訳
3215 ロボットの時代 アイザック・アシモフ 小尾芙佐訳
3216 月は無慈悲な夜の女王 R・A・ハインライン 矢野徹訳
3217 天界の王 エドモンド・ハミルトン 矢野徹訳
3218 地球光 アーサー・C・クラーク 中桐雅夫訳
3219 鋼の荒野 ヘルベルト・W・フランケ 松谷健二訳
3220 コロサス D・F・ジョーンズ 岡部宏之訳
3221 金属モンスター エイヴラム・メリット 川口正吉訳
3222 虚像のエコー トーマス・M・ディッシュ 中桐雅夫訳
3223 アンドロイドは電気羊の夢を見るか? フィリップ・K・ディック 浅倉久志訳
3224 なぜ天国から呼び戻すのか? クリフォード・D・シマック 足立楓訳
3225 天の向こう側 アーサー・C・クラーク 山高昭・他訳
3226 宇宙大作戦No.2 ジェイムズ・ブリッシュ 佐和誠訳
3227 読心機 アンドレ・モーロワ 北村良三訳
3228 プリズナー トーマス・M・ディッシュ 永井淳訳
3229 シマックの世界 クリフォード・D・シマック 小尾芙佐・峯岸久訳
3230 宇宙の深淵より E・F・ラッセル 岡部宏之訳
3231 アンドロメダ突破 フレッド・ホイル ジョン・エリオット 伊藤哲訳
3232 宇宙大作戦No.1 ジェイムズ・ブリッシュ 中上守訳
3233 宇宙の天使たち ジェイムズ・ブリッシュ 中上守訳
3234 虹は消えた 眉村卓
3235 メカニストリア E・F・ラッセル 深町真理子・他訳
3236 三惑星連合 <レンズマン・シリーズ> エドワード・E・スミス 川口正吉訳
3237 人狼原理 クリフォード・D・シマック 船戸牧子訳
3238 アルタイルから来たイルカ マーガレット・セント・クレア 矢野徹訳
3239 敵の星 ポール・アンダースン 岡部宏之訳
3240 精神交換 ロバート・シェクリイ 井上一夫訳
3241 分荼離迦 福島正実
3242 ムーン・プール A・メリット 川口正吉訳
3243 10の世界の物語 アーサー・C・クラーク 中桐雅夫・他訳
3244 ペルシダーに還る <ペルシダー・シリーズ> エドガー・ライス・バロウズ 佐藤高子訳
3245 宇宙知性チョッキー ジョン・ウィンダム 峯岸久訳
3246 成長の儀式 アレクセイ・パンシン 深町真理子訳
3247 コマンダー・1 ピーター・ジョージ 矢野徹訳
3248 時の仮面 R・シルヴァーバーグ 浅倉久志訳
3249 ふたりで宇宙へ 豊田有恒
3250 星殺し スター・キラー 小松左京
3251 暗い光年 B・W・オールディス 中桐雅夫訳
3252 海が消えた時 チャールズ・E・メイン 中上守訳
3253 魔界の紋章 ポール・アンダースン 豊田有恒訳
3254 馬は土曜に蒼ざめる 筒井康隆
3255 バベル=17 S・R・ディレーニイ 岡部宏之訳
3256 隠生代 B・W・オールディス 中上守訳
3257 人類の罠 ロバート・シェクリイ 井上一夫・他訳
3258 地球地獄 リヒャルト・コッホ 松谷健二訳
3259 第四次元 リーノ・アルダーニ 千種堅訳
3260 転位 エドマンド・クーパー 中尾明訳
3261 縄の戦士 ピアズ・アンソニイ 峯岸久訳
3262 生きている海 石原藤夫
3263 闇よ落ちるなかれ L・S・ディ・キャンプ 岡部宏之訳
3264 たそがれの地球 ポール・アンダースン 船戸牧子訳
3265 夜の翼 R・シルヴァーバーグ 佐藤高子訳
3266 両惑星物語 クルト・ラスヴィッツ 松谷健二訳
3267 エスパーお蘭 平井和正
3268 ニュー・ワールズ傑作選No.1 マイクル・ムアコック編 浅倉久志・伊藤典夫訳
3269 人間がいっぱい ハリイ・ハリスン 浅倉久志訳
3270 時のオデュッセウス 眉村卓
3271 不死販売株式会社 ロバート・シェクリイ 福島正実訳
3272 逆まわりの世界 フィリップ・K・ディック 小尾芙佐訳
3273 およね平吉時穴道行 半村良
3274 奇蹟の次元 ロバート・シェクリイ 三田村裕訳
3275 銀河は砂粒のごとく B・W・オールディス 中桐雅夫訳
3276 遥かなる日没 エドマンド・クーパー 中尾明訳
3277 草の死 (映画化名 最後の脱出) ジョン・クリストファー 片岡義男訳
3278 アイスワールド ハル・クレメント 小隅黎訳
3279 長く大いなる沈黙 ウィルスン・タッカー 矢野徹訳
3280 鳥はいまどこを飛ぶか 山野浩一
3281 未踏の時代 福島正実
3282 異境 光瀬龍
3283 小鬼の居留地 C・D・シマック 足立楓訳
3284 太陽神降臨 P・J・ファーマー 山高昭訳
3285 黒いカーニバル レイ・ブラッドベリ 伊藤典夫訳
3286 流刑の惑星 クラーク・ダールトン 松谷健二訳
3287 タイタンの妖女 カート・ヴォネガットJr 浅倉久志訳
3288 神々の糧 H・G・ウェルズ 小倉多加志訳
3289 白壁の文字は夕陽に映える 荒巻義雄
3290 夢みるものの惑星 ジョン・D・マクドナルド 関口幸男訳
3291 光の塔 今日泊亜蘭
3292 緑の時代 河野典生
3293 虚構の大地 B・W・オールディス 山田和子訳
3294 宇宙への序曲 アーサー・C・クラーク 山高昭訳
3295 いばらの旅路 R・シルヴァーバーグ 三田村裕訳
3296 フェッセンデンの宇宙 小尾芙佐・他訳
3297 長い明日 リイ・ブラケット 久保田八郎訳
3298 闇の左手 アーシュラ・K・ル・グィン 小尾芙佐訳
3299 地衣騒動 ジョン・ウィンダム 峯岸久訳
3300 いまひとたびの生 R・シルヴァーバーグ 佐藤高子訳
3301 ボロゴーヴはミムジイ ヘンリイ・カットナー 小尾芙佐・他訳
3302 大破壊 ジョン・クリストファー 片岡義男訳
3303 ガラスの塔 R・シルヴァーバーグ 岡部宏之訳
3304 アシモフのミステリ世界 アイザック・アシモフ 田中融二・他訳
3305 ドラゴンの戦士 アン・マキャフリイ 船戸牧子訳
3306 世界の中心で愛を叫んだけもの ハーラン・エリスン 浅倉久志・伊藤典夫訳
3307 時間と空間の冒険No.2 R・J・ヒーリイ、J・F・マッコーマス編
3308 爆発星雲の伝説 B・W・オールディス 浅倉久志訳
3309 地球は空地でいっぱい アイザック・アシモフ 小尾芙佐・他訳
3310 臆病者の未来 フレデリック・ポール 中尾明訳
3311 この人を見よ マイクル・ムアコック 峯岸久訳
3312 超惑星の使命 ハル・クレメント 小隅黎訳
3313 アトランティス創造 <現代ソビエトSF短編集③> ストルガツキー兄弟・他 深見弾編・他訳
3314 山椒魚戦争 カレル・チャペック 栗栖継訳
3315 星屑のかなたへ ジェイムズ・ブリッシュ 岡部宏之訳
3316 幽霊殺人 ストルガツキー兄弟 深見弾訳
3317 火星人の方法 アイザック・アシモフ 浅倉久志・小尾芙佐訳
3318 殺意の惑星 ハリイ・ハリスン 浅倉久志訳
3002 ドノヴァンの脳髄 カート・シオドマク 中田耕治訳
3003 火星人ゴーホーム フレドリック・ブラウン 森郁夫訳
3004 宇宙人フライデイ レックス・ゴードン 井上一夫訳
3005 吸血鬼 リチャード・マシスン 田中小実昌訳
3006 21世紀潜水艦 フランク・ハーバート 高橋泰邦訳
3007 クリスマス・イブ C・M・コーンブルース 新庄哲夫訳
3008 宇宙の妖怪たち ジューディス・メリル編 中村能三・他訳
3009 大真空 チャールズ・E・メイン 高橋泰邦訳
3010 宇宙病地帯 ジョージ・O・スミス 南洋一郎訳
3011 時間溶解機 ジェリイ・ソウル 田中小実昌訳
3012 宇宙の眼 フィリップ・K・ディック 中田耕治訳
3013 渦まく谺 リチャード・マシスン 高橋豊訳
3014 神経線維 レスター・デル・リイ 林克己訳
3015 アトムの子ら ウィルマー・H・シラス 小笠原豊樹訳
3016 鋼鉄都市 アイザック・アシモフ 福島正実訳
3017 呪われた村 ジョン・ウィンダム 林克己訳
3018 果てしなき明日 ハント・コリンズ 中桐雅夫訳
3019 アンドロイド エドマンド・クーパー 小笠原豊樹訳
3020 300:1 J・T・マッキントッシュ 一ノ瀬直二訳
3021 時の風 チャド・オリヴァー 小泉太郎訳
3022 都市 ―ある未来叙事詩― C・D・シマック 林克己・他訳
3023 海底牧場 アーサー・C・クラーク 高橋泰邦訳
3024 刺青の男 レイ・ブラッドベリ 小笠原豊樹訳
3025 火星の砂 アーサー・C・クラーク 平井イサク訳
3026 宇宙商人 フレデリック・ポール、C・M・コーンブルース 加島祥造訳
3027 金星応答なし スタニスラフ・レム 桜井正寅訳
3028 超能力エージェント ウィルスン・タッカー 矢野徹訳
3029 来たるべき世界の物語 <H・G・ウェルズ短編集Ⅰ> 早川書房編集部編 宇野利泰訳
3030 宇宙気流 アイザック・アシモフ 平井イサク訳
3031 最終戦争の目撃者 アルフレッド・コッペル 矢野徹訳
3032 太陽の黄金の林檎 レイ・ブラッドベリ 小笠原豊樹訳
3033 タイム・マシン <H・G・ウェルズ短編集Ⅱ> 早川書房編集部 宇野利泰訳
3034 海底二万リーグ ジュール・ヴェルヌ 村上哲夫訳
3035 モロー博士の島 <H・G・ウェルズ短編集Ⅲ> 早川書房編集部 宇野利泰訳
3036 脳波 ポール・アンダースン 林克己訳
3037 地球の緑の丘 R・A・ハインライン 田中融二・他訳
3038 人間の手がまだ触れない ロバート・シェクリイ 稲葉由紀・他訳
3039 マラコット海淵 コナン・ドイル 斎藤伯好訳
3040 月世界最初の人間 H・G・ウェルズ 白木茂訳
3041 月は地獄だ! ジョン・W・キャンベル 矢野徹訳
3042 アーサー王宮廷のヤンキー マーク・トゥウェイン 小倉多加志訳
3043 宇宙恐怖物語 グロフ・コンクリン編 小笠原豊樹・他訳
3044 地球脱出 R・A・ハインライン 矢野徹訳
3045 巨眼 マックス・エールリッヒ 清水俊二訳
3046 人間以上 シオドア・スタージョン 矢野徹訳
3047 火星年代記 レイ・ブラッドベリ 小笠原豊樹訳
3048 ロスト・ワールド A・コナン・ドイル 新庄哲夫訳
3049 宇宙翔けるもの <現代ソビエトSF短編集> 早川書房編集部編 袋一平訳
3050 トリフィドの日 ジョン・ウィンダム 峯岸久訳
3051 墓碑銘二〇〇七年 光瀬龍
3052 地には平和を 小松左京
3053 宇宙のあいさつ 星新一
3054 われはロボット アイザック・アシモフ 小尾芙佐・他訳
3055 宇宙行かば マレイ・ラインスター 高橋泰邦訳
3056 宇宙戦争 H・G・ウェルズ 宇野利泰訳
3057 地底旅行 ジュール・ヴェルヌ 村上啓夫訳
3058 夏への扉 R・A・ハインライン 福島正実訳
3059 SFマガジン・ベストNo.1 早川書房編集部編
3060 SFマガジン・ベストNo.2 早川書房編集部編
3061 わが手の宇宙 フレドリック・ブラウン 早川書房編集部編
3062 第四間氷期 安部公房
3063 天の光はすべて星 フレドリック・ブラウン 田中融二訳
3064 超生命ヴァイトン エリック・F・ラッセル 矢野徹訳
3065 華氏四五一度 レイ・ブラッドベリ 宇野利泰訳
3066 影が重なる時 小松左京
3067 幼年期の終り アーサー・C・クラーク 福島正実訳
3068 虎よ、虎よ! アルフレッド・ベスター 中田耕治訳
3069 破滅への二時間 ピーター・ブライアント(ピーター・ジョージ) 志摩隆訳
3070 SFマガジン・ベストNo.3 早川書房編集部編
3071 妖精配給会社 星新一
3072 最後の障壁 ポール・アンダースン 井上一夫訳
3073 時の支配者 ウィルスン・タッカー 矢野徹訳
3074 虚空の遺産 エドモンド・ハミルトン 川口正吉訳
3075 ミュータント ルイス・パジェット 浅倉久志訳
3076 審判の日 ポール・アンダースン 砧一郎訳
3077 SFマガジン・ベストNo.4 早川書房編集部編
3078 高い城の男 フィリップ・K・ディック 川口正吉訳
3079 ヒューゴー賞傑作集No.1 アイザック・アシモフ編 志摩隆・他訳
3080 ヒューゴー賞傑作集No.2 アイザック・アシモフ編 峯岸久・他訳
3081 太陽の影 チャド・オリヴァー 小尾芙佐訳
3082 落陽二二一七年 光瀬龍
3083 破壊された男 アルフレッド・ベスター 伊藤典夫訳
3084 重力の使命 ハル・クレメント 浅倉久志訳
3085 拠点 ヴァン・ヴォクト 早川書房編集部編
3086 宇宙震 マレイ・ラインスター 早川書房編集部編
3087 渇きの海 アーサー・C・クラーク 深町真理子訳
3088 日本売ります 小松左京
3089 半数染色体 ジェリイ・ソール 矢野徹訳
3090 裸の太陽 アイザック・アシモフ 常盤新平訳
3091 ソラリスの陽のもとに スタニスラフ・レム 飯田規和訳
3092 闇よ、つどえ フリッツ・ライバー 川口正吉訳
3093 勝利 フィリップ・ワイリー 志摩隆訳
3094 ヒューマノイド J・ウィリアムスン 川口正吉訳
3095 準B級市民 眉村卓
3096 十八時の音楽浴 海野十三
3097 明日を越える旅 ロバート・シェクリイ 宇野利泰訳
3098 地球人よ、故郷に還れ ジェイムズ・ブリッシュ 砧一郎訳
3099 東海道戦争 筒井康隆
3100 未知の地平線 R・A・ハインライン 川口正吉訳
3101 思考の網 ヘルベルト・フランケ 松谷健二訳
3102 再生の時 C・D・シマック 宇野輝雄訳
3103 宇宙の孤児 R・A・ハインライン 矢野徹訳
3104 地球の脅威 R・A・ハインライン 福島正実・他訳
3105 竜座の暗黒星 <現代ソビエトSF短編集②> ストルガツキー兄弟 西本昭治・編訳
3106 恋人たち P・J・ファーマー 伊藤典夫訳
3107 太陽系七つの秘宝 <キャプテン・フューチャー・シリーズ> エドモンド・ハミルトン 野田昌宏訳
3108 宇宙のスカイラーク <スカイラーク・シリーズ> エドワード・E・スミス 川口正吉訳
3109 火星で最後の…… 豊田有恒
3110 地球巡礼 ロバート・シェクリイ 宇野利泰訳
3111 都市と星 アーサー・C・クラーク 真木進訳
3112 さなぎ ジョン・ウィンダム 峯岸久訳
3113 タイム・パトロール ポール・アンダースン 深町真理子訳
3114 東京二〇六五 生島治郎
3115 時間と空間の冒険No.1 R・J・ヒーリイ、J・F・マッコーマス編
3116 天翔る十字軍 ポール・アンダースン 豊田有恒訳
3117 ある生き物の記録 <ショート・ショート集> 小松左京
3118 謎の宇宙船強奪団 <キャプテン・フューチャー・シリーズ> エドモンド・ハミルトン 野田昌宏訳
3119 宇宙市民 ロバート・シェクリイ 南山宏・他訳
3120 地底世界ペルシダー <ペルシダー・シリーズ> E・R・バロウズ 佐藤高子訳
3121 海竜めざめる ジョン・ウィンダム 星新一訳
3122 宇宙零年 ジェイムズ・ブリッシュ 浅倉久志訳
3123 ラルフ一二四C 四一+ H・ガーンズバック 川村哲郎訳
3124 SFの夜 福島正実
3125 スカイラーク3 <スカイラーク・シリーズ> エドワード・E・スミス 川口正吉訳
3126 中継ステーション クリフォード・D・シマック 船戸牧子訳
3127 発狂した宇宙 フレドリック・ブラウン 稲葉明雄訳
3128 宇宙の小石 アイザック・アシモフ 三樹青生訳
3129 火星のタイム・スリップ フィリップ・K・ディック 小尾芙佐訳
3130 よろこびの機械 レイ・ブラッドベリ 吉田誠一訳
3131 モンスター <ドック・サヴェッジ・シリーズ> ケネス・ロブスン 宇野輝雄訳
3132 時のロスト・ワールド <キャプテン・フューチャー・シリーズ> エドモンド・ハミルトン 野田昌宏訳
3133 危機のペルシダー <ペルシダー・シリーズ> E・R・バロウズ 佐藤高子訳
3135 虎は目覚める 平井和正
3136 宇宙の戦士 R・A・ハインライン 矢野徹訳
3137 象牙の城 ヘルベルト・W・フランケ 松谷健二訳
3138 自由未来 R・A・ハインライン 浅倉久志訳
3139 地球の長い午後 B・W・オールディス 伊藤典夫訳
3140 宇宙播種計画 ジェイムズ・ブリッシュ 川村哲郎訳
3141 秘密国家ICE フレッド・ホイル 伊藤哲訳
3142 永遠の終り アイザック・アシモフ 深町真理子訳
3143 時の歩廊 ポール・アンダースン 浅倉久志訳
3144 ミクロ潜航作戦 (映画化名 ミクロの決死圏) アイザック・アシモフ 高橋泰邦訳
3145 ベトナム観光公社 筒井康隆
3146 標的ナンバー10 ロバート・シェクリイ 小倉多加志訳
3147 悪魔のいる天国 星新一
3148 大いなる惑星 ジャック・ヴァンス 浅倉久志訳
3149 多元宇宙の家 サム・マーウィン・ジュニア 川村哲郎訳
3150 生きている穴 小松左京
3151 異星の隣人たち チャド・オリヴァー 足立楓訳
3152 オッド・ジョン オラフ・ステープルドン 矢野徹訳
3153 タイム・マシン大騒動 キース・ローマー 平井イサク訳
3154 第五惑星 フレッド/ジェフリイ・ホイル 伊藤哲訳
3155 最初のレンズマン エドワード・E・スミス 川口正吉訳
3156 観察者の鏡 エドガー・パングボーン 小尾芙佐訳
3157 タイム・トンネル マレイ・ラインスター 浅倉久志訳
3158 戦乱のペルシダー <ペルシダー・シリーズ> E・R・バローズ 佐藤高子訳
3159 泰平ヨンの航星日記 スタニスラフ・レム 袋一平訳
3160 銀河パトロール <レンズマン・シリーズ> エドワード・E・スミス 井上一夫訳
3161 影が行く ジョン・W・キャンベル 矢野徹・川村哲郎訳
3162 宇宙のかけら ロバート・シェクリイ 高橋豊・他訳
3163 神への長い道 小松左京
3164 宇宙兵ブルース ハリイ・ハリスン 浅倉久志訳
3165 ハイウェイ惑星 石原藤夫
3166 ヴァレロンのスカイラーク <スカイラーク・シリーズ> エドワード・E・スミス 川口正吉訳
3167 タイム・トンネル/②タイムスリップ! マレイ・ラインスター 浅倉久志訳
3168 インベーダー キース・ローマー 平井イサク訳
3169 ロスト・オアシス <ドック・サヴェッジ・シリーズ> ケネス・ロブスン 矢野徹訳
3170 太陽自殺 エドマンド・クーパー 林克己訳
3171 アンドロメダのA フレッド・ホイル ジョン・エリオット 伊藤哲訳
3172 偉大なる幻影 D・ブッツァーティ 脇功・松谷健二訳
3173 角笛の音の響くとき サーバン 永井淳訳
3174 人類皆殺し トーマス・M・ディッシュ 深町真理子訳
3175 万国博がやってくる 眉村卓
3176 銀河帝国衰亡史 アイザック・アシモフ 中上守訳
3177 暗黒星通過! ジョン・W・キャンベル 野田昌宏訳
3178 月と太陽諸国の滑稽譚 シラノ・ド・ベルジュラック 伊東守男訳
3179 この地球のどこにも ルイス・シャーボノー 足立楓訳
3180 カナン五一〇〇年 光瀬龍
3181 時の凱歌 ジェイムズ・ブリッシュ 浅倉久志訳
3182 大地は永遠に G・R・スチュワート 中村能三訳
3183 アルファルファ作戦 筒井康隆
3184 明日にとどく アーサー・C・クラーク 南山宏・他訳
3185 太陽クイズ フィリップ・K・ディック 小尾芙佐訳
3186 アステカに吹く嵐 豊田有恒
3187 宇宙軍団 ジャック・ウィリアムスン 野田昌宏訳
3188 E=MC^2 ピエール・ブール 大久保和郎訳
3189 インベーダー② 宇宙からの侵入者 キース・ローマー 川村哲郎訳
3190 ロマンチスト 福島正実
3191 インベーダー③ 不死身のインベーダー レイフ・バーナード 佐和誠訳
3192 地底世界のターザン <ペルシダー・シリーズ> E・R・バローズ 佐藤高子訳
3193 魔法つかいの夏 石川喬司
3194 ハウザーの記憶 カート・シオドマク 矢野徹訳
3195 インベーダー④ 三葉虫の夜 レイフ・バーナード 中桐雅夫訳
3196 夢判断 久野四郎
3197 特務指令<ワスプ> E・F・ラッセル 伊藤哲訳
3198 午後の恐竜 星新一
3199 イシュタルの船 エイヴラム・メリット 川口正吉訳
3200 大いなる爆発 E・F・ラッセル 岡部宏之訳
3201 縮みゆく人間 リチャード・マシスン 吉田誠一訳
3202 飢えた宇宙(そら) 小松左京
3203 10月1日では遅すぎる フレッド・ホイル 伊藤典夫訳
3204 X・Pで幸福を! シェパード・ミード 内藤たけし訳
3205 画像文明 石原藤夫
3206 テクニカラー・タイムマシン ハリイ・ハリスン 浅倉久志訳
3207 白鹿亭綺譚 アーサー・C・クラーク 平井イサク訳
3208 航時軍団 ジャック・ウィリアムスン 野田昌宏訳
3209 動乱二一〇〇 R・A・ハインライン 高橋豊訳
3210 奇妙な触合い シオドア・スタージョン 高橋豊訳
3211 無限軌道 ポール・アンダースン 浅倉久志訳
3212 時の塔 レイ・カミングズ 川口正吉訳
3213 地球誘導作戦 シェパード・ミード 内藤たけし訳
3214 異次元の彼方から マレイ・ラインスター 佐藤高子訳
3215 ロボットの時代 アイザック・アシモフ 小尾芙佐訳
3216 月は無慈悲な夜の女王 R・A・ハインライン 矢野徹訳
3217 天界の王 エドモンド・ハミルトン 矢野徹訳
3218 地球光 アーサー・C・クラーク 中桐雅夫訳
3219 鋼の荒野 ヘルベルト・W・フランケ 松谷健二訳
3220 コロサス D・F・ジョーンズ 岡部宏之訳
3221 金属モンスター エイヴラム・メリット 川口正吉訳
3222 虚像のエコー トーマス・M・ディッシュ 中桐雅夫訳
3223 アンドロイドは電気羊の夢を見るか? フィリップ・K・ディック 浅倉久志訳
3224 なぜ天国から呼び戻すのか? クリフォード・D・シマック 足立楓訳
3225 天の向こう側 アーサー・C・クラーク 山高昭・他訳
3226 宇宙大作戦No.2 ジェイムズ・ブリッシュ 佐和誠訳
3227 読心機 アンドレ・モーロワ 北村良三訳
3228 プリズナー トーマス・M・ディッシュ 永井淳訳
3229 シマックの世界 クリフォード・D・シマック 小尾芙佐・峯岸久訳
3230 宇宙の深淵より E・F・ラッセル 岡部宏之訳
3231 アンドロメダ突破 フレッド・ホイル ジョン・エリオット 伊藤哲訳
3232 宇宙大作戦No.1 ジェイムズ・ブリッシュ 中上守訳
3233 宇宙の天使たち ジェイムズ・ブリッシュ 中上守訳
3234 虹は消えた 眉村卓
3235 メカニストリア E・F・ラッセル 深町真理子・他訳
3236 三惑星連合 <レンズマン・シリーズ> エドワード・E・スミス 川口正吉訳
3237 人狼原理 クリフォード・D・シマック 船戸牧子訳
3238 アルタイルから来たイルカ マーガレット・セント・クレア 矢野徹訳
3239 敵の星 ポール・アンダースン 岡部宏之訳
3240 精神交換 ロバート・シェクリイ 井上一夫訳
3241 分荼離迦 福島正実
3242 ムーン・プール A・メリット 川口正吉訳
3243 10の世界の物語 アーサー・C・クラーク 中桐雅夫・他訳
3244 ペルシダーに還る <ペルシダー・シリーズ> エドガー・ライス・バロウズ 佐藤高子訳
3245 宇宙知性チョッキー ジョン・ウィンダム 峯岸久訳
3246 成長の儀式 アレクセイ・パンシン 深町真理子訳
3247 コマンダー・1 ピーター・ジョージ 矢野徹訳
3248 時の仮面 R・シルヴァーバーグ 浅倉久志訳
3249 ふたりで宇宙へ 豊田有恒
3250 星殺し スター・キラー 小松左京
3251 暗い光年 B・W・オールディス 中桐雅夫訳
3252 海が消えた時 チャールズ・E・メイン 中上守訳
3253 魔界の紋章 ポール・アンダースン 豊田有恒訳
3254 馬は土曜に蒼ざめる 筒井康隆
3255 バベル=17 S・R・ディレーニイ 岡部宏之訳
3256 隠生代 B・W・オールディス 中上守訳
3257 人類の罠 ロバート・シェクリイ 井上一夫・他訳
3258 地球地獄 リヒャルト・コッホ 松谷健二訳
3259 第四次元 リーノ・アルダーニ 千種堅訳
3260 転位 エドマンド・クーパー 中尾明訳
3261 縄の戦士 ピアズ・アンソニイ 峯岸久訳
3262 生きている海 石原藤夫
3263 闇よ落ちるなかれ L・S・ディ・キャンプ 岡部宏之訳
3264 たそがれの地球 ポール・アンダースン 船戸牧子訳
3265 夜の翼 R・シルヴァーバーグ 佐藤高子訳
3266 両惑星物語 クルト・ラスヴィッツ 松谷健二訳
3267 エスパーお蘭 平井和正
3268 ニュー・ワールズ傑作選No.1 マイクル・ムアコック編 浅倉久志・伊藤典夫訳
3269 人間がいっぱい ハリイ・ハリスン 浅倉久志訳
3270 時のオデュッセウス 眉村卓
3271 不死販売株式会社 ロバート・シェクリイ 福島正実訳
3272 逆まわりの世界 フィリップ・K・ディック 小尾芙佐訳
3273 およね平吉時穴道行 半村良
3274 奇蹟の次元 ロバート・シェクリイ 三田村裕訳
3275 銀河は砂粒のごとく B・W・オールディス 中桐雅夫訳
3276 遥かなる日没 エドマンド・クーパー 中尾明訳
3277 草の死 (映画化名 最後の脱出) ジョン・クリストファー 片岡義男訳
3278 アイスワールド ハル・クレメント 小隅黎訳
3279 長く大いなる沈黙 ウィルスン・タッカー 矢野徹訳
3280 鳥はいまどこを飛ぶか 山野浩一
3281 未踏の時代 福島正実
3282 異境 光瀬龍
3283 小鬼の居留地 C・D・シマック 足立楓訳
3284 太陽神降臨 P・J・ファーマー 山高昭訳
3285 黒いカーニバル レイ・ブラッドベリ 伊藤典夫訳
3286 流刑の惑星 クラーク・ダールトン 松谷健二訳
3287 タイタンの妖女 カート・ヴォネガットJr 浅倉久志訳
3288 神々の糧 H・G・ウェルズ 小倉多加志訳
3289 白壁の文字は夕陽に映える 荒巻義雄
3290 夢みるものの惑星 ジョン・D・マクドナルド 関口幸男訳
3291 光の塔 今日泊亜蘭
3292 緑の時代 河野典生
3293 虚構の大地 B・W・オールディス 山田和子訳
3294 宇宙への序曲 アーサー・C・クラーク 山高昭訳
3295 いばらの旅路 R・シルヴァーバーグ 三田村裕訳
3296 フェッセンデンの宇宙 小尾芙佐・他訳
3297 長い明日 リイ・ブラケット 久保田八郎訳
3298 闇の左手 アーシュラ・K・ル・グィン 小尾芙佐訳
3299 地衣騒動 ジョン・ウィンダム 峯岸久訳
3300 いまひとたびの生 R・シルヴァーバーグ 佐藤高子訳
3301 ボロゴーヴはミムジイ ヘンリイ・カットナー 小尾芙佐・他訳
3302 大破壊 ジョン・クリストファー 片岡義男訳
3303 ガラスの塔 R・シルヴァーバーグ 岡部宏之訳
3304 アシモフのミステリ世界 アイザック・アシモフ 田中融二・他訳
3305 ドラゴンの戦士 アン・マキャフリイ 船戸牧子訳
3306 世界の中心で愛を叫んだけもの ハーラン・エリスン 浅倉久志・伊藤典夫訳
3307 時間と空間の冒険No.2 R・J・ヒーリイ、J・F・マッコーマス編
3308 爆発星雲の伝説 B・W・オールディス 浅倉久志訳
3309 地球は空地でいっぱい アイザック・アシモフ 小尾芙佐・他訳
3310 臆病者の未来 フレデリック・ポール 中尾明訳
3311 この人を見よ マイクル・ムアコック 峯岸久訳
3312 超惑星の使命 ハル・クレメント 小隅黎訳
3313 アトランティス創造 <現代ソビエトSF短編集③> ストルガツキー兄弟・他 深見弾編・他訳
3314 山椒魚戦争 カレル・チャペック 栗栖継訳
3315 星屑のかなたへ ジェイムズ・ブリッシュ 岡部宏之訳
3316 幽霊殺人 ストルガツキー兄弟 深見弾訳
3317 火星人の方法 アイザック・アシモフ 浅倉久志・小尾芙佐訳
3318 殺意の惑星 ハリイ・ハリスン 浅倉久志訳
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No.206
2010/01/28 (Thu) 22:52:03
泊官歩門 危素
人歸石城邉
鳥沒白沙尾
秋風涼蕭蕭
波靜月如洗
水鳧栖不定
半夜猶飛起
ひとは帰る 石城のあたりへ
鳥はきえる 白い沙地のはてに
あき風は さやさや 涼しく
波が静かで 月は洗ったみたいだ
かもは住まいがおちつかず
夜なかでもまだ飛び立つ
(原田憲雄訳)
冬のさなかだが、詩集を開いていて上の秋の詩が目にとまった(あるいは詞か)。
素朴で分かりやすい。冬の川面にも、鴨が浮かんでいるのをよく見るが、言われてみれば決まった巣を持っているのだろうか。
今日の朝方は雨が降っていて外へ出るのが億劫だった。僕はふだんから大きな荷物を持ち歩いているから、なおさら憂鬱だった。荷物が大きいというのは優柔不断な性格をあらわす、と何かで読んだ。雑誌で「どんな女をナンパすればよいか」という特集で、荷物の大きい女は狙い目、と記されてもいた。ものが必要か否か決めきれない優柔不断さがあるから、男の誘いもきっぱり断れない傾向がある、とのことだったが本当だろうか。また僕のようなAB型の人は荷物が大きいという話もあったが、大人になってからは血液型で人を分類する話はおおむねつまらないと感じるようになった。
そういえば高校生たちは血液型の話が好きだな。自分はA型でありふれているから嫌だ、とか、O型は大らかだとか、AB型は天才型だから羨ましいとか。最近でも血液型に関する本が売れたりDVDが出たりもしているが、面白いものかねぇ。というか、人間ってその手の話題に飽きないねぇ。
ロッシーニの「弦楽のためのソナタ」(全六曲)というのを最近聴いているが、シンプルでつややかな弦の音が耳に心地よい。ロッシーニの十二歳のときの作品だそうである。そういえばモーツァルトが十代のころに作った弦楽のためのディベルティメントにも通じる爽やかさがある。若書きには若書きの魅力があるのだろう。
女優ゴールディ・ホーンが若いころ歌ったポップス集「Goldie」も聴いてみたが、フツーという感じか。ジャケ買いする客が目当てのアルバムだろう。
すこしずつ自分の勉強を進めているが、それが楽しい。そのうち読めるようになるかも、と思い斎藤毅著『フェルマー予想』(岩波書店)という本を買ったが、これを読んで理解できる素養の持ち主ならワイルズの原論文を読むだろうから無意味な本だ、と誰かが言っていた。本棚の飾りに終ってしまう本なのだろうか。
大学院に入ったころやりたいと思ったのは「ガロアの逆問題」というテーマだったが、これは一般に整数論の問題と目されているのに、僕は諸都合で整数論を専門としなかった。これから独学でどれぐらいこの問題に迫れるものか、気長に考えると楽しみではある。
(c) 2010 ntr ,all rights reserved.
人歸石城邉
鳥沒白沙尾
秋風涼蕭蕭
波靜月如洗
水鳧栖不定
半夜猶飛起
ひとは帰る 石城のあたりへ
鳥はきえる 白い沙地のはてに
あき風は さやさや 涼しく
波が静かで 月は洗ったみたいだ
かもは住まいがおちつかず
夜なかでもまだ飛び立つ
(原田憲雄訳)
冬のさなかだが、詩集を開いていて上の秋の詩が目にとまった(あるいは詞か)。
素朴で分かりやすい。冬の川面にも、鴨が浮かんでいるのをよく見るが、言われてみれば決まった巣を持っているのだろうか。
今日の朝方は雨が降っていて外へ出るのが億劫だった。僕はふだんから大きな荷物を持ち歩いているから、なおさら憂鬱だった。荷物が大きいというのは優柔不断な性格をあらわす、と何かで読んだ。雑誌で「どんな女をナンパすればよいか」という特集で、荷物の大きい女は狙い目、と記されてもいた。ものが必要か否か決めきれない優柔不断さがあるから、男の誘いもきっぱり断れない傾向がある、とのことだったが本当だろうか。また僕のようなAB型の人は荷物が大きいという話もあったが、大人になってからは血液型で人を分類する話はおおむねつまらないと感じるようになった。
そういえば高校生たちは血液型の話が好きだな。自分はA型でありふれているから嫌だ、とか、O型は大らかだとか、AB型は天才型だから羨ましいとか。最近でも血液型に関する本が売れたりDVDが出たりもしているが、面白いものかねぇ。というか、人間ってその手の話題に飽きないねぇ。
ロッシーニの「弦楽のためのソナタ」(全六曲)というのを最近聴いているが、シンプルでつややかな弦の音が耳に心地よい。ロッシーニの十二歳のときの作品だそうである。そういえばモーツァルトが十代のころに作った弦楽のためのディベルティメントにも通じる爽やかさがある。若書きには若書きの魅力があるのだろう。
女優ゴールディ・ホーンが若いころ歌ったポップス集「Goldie」も聴いてみたが、フツーという感じか。ジャケ買いする客が目当てのアルバムだろう。
すこしずつ自分の勉強を進めているが、それが楽しい。そのうち読めるようになるかも、と思い斎藤毅著『フェルマー予想』(岩波書店)という本を買ったが、これを読んで理解できる素養の持ち主ならワイルズの原論文を読むだろうから無意味な本だ、と誰かが言っていた。本棚の飾りに終ってしまう本なのだろうか。
大学院に入ったころやりたいと思ったのは「ガロアの逆問題」というテーマだったが、これは一般に整数論の問題と目されているのに、僕は諸都合で整数論を専門としなかった。これから独学でどれぐらいこの問題に迫れるものか、気長に考えると楽しみではある。
(c) 2010 ntr ,all rights reserved.
No.200
2010/01/23 (Sat) 17:43:57
学習塾でのアルバイトで、高校一年生に物理を教えることになった。ここで働くことになった際、自分が高校生相手に教えられるのは数学と英語だけだとはっきり言ったのだが、人手不足ということで急遽このようなことになった。個別指導で、生徒の表情を見ながらだから、相手が解っていなさそうだったら繰り返し説明ができるという利点があるが、こちらも物理なんて勉強するのは高校生の頃以来だ。大学のほうも結構忙しいが、物理のことはほとんど無知なだけに、教えるための予習はきちんとする必要がある。今教えている力学の初めのほうについては、テキストを読んでいると、かなりの部分は数学だけで処理できそうな感じがする。あと若干の常識が必要とされるようだが。常識といっても「床の上の物体に力を加えて動かすと、その力の逆方向に摩擦力が働くはずだ」みたいな、誰でも生活の中で実感しているようなことが多い。高校物理などならまだ「確実な答え」にたどりつけるような印象は持てるが、一般に「日常の常識」がからむ問題について「確実な答え」に到達するのはとても難しく感じる。
数学では(少なくとも建て前上は)日常生活からの「常識」は必要がなくて、公理から論理(推論規則)で導き出されたものだけを事実と認めていかなければならない(論理で詰めていくのではない「直観的イメージ」が実は大事だったりするのだが)。数学で述べられる文章の背後に「常識」というものがあるとすれば、あくまでそれは「数学内部の常識」で、日常生活の常識とはひとまず無関係である。
「200円持って買い物に行き、80円の物を買った。お釣りはいくら?」という問題に対して、数学の問題だと思えば答えは「120円」が妥当かもしれないが、80円の物を買うのに200円出す者はいない。日常的常識を加味すれば、お釣りは「20円」もしくは「0円」のはずだ。
数学を熱心に勉強していると、数学書以外の本が読めなくなる、という話をたまに聞く。自分もそのような経験があり、そうなるのはまだ数学に慣れていない人だと思っていたが、自分よりずっと数学に詳しい方もそのような経験をしているらしい。そうなる理由は人それぞれかも知れないけれど、文学的な文章を読む際、言葉の背後にある「常識」を加味すれば自然に味わえるものを、背後の「常識」を切り離して「言葉の列」だけで見ていって「論理的誤謬」が見つかると拒絶反応を起こしてしまう、僕の場合はそんな感じだった。ことさらに疑り深い態度で読書に臨んでいるつもりはないのだが、自分の目が勝手に文章中の「論理的矛盾」を拾い出してくるのだから仕方がない。たとえば「例外のない規則はない」という言葉を見た瞬間に、「この言葉自体も『規則』と見なすと、これにもやはり『例外がある』ことになり、すなわち『例外のない規則がある』ことになって矛盾するなあ(これはラッセルのパラドックスだなあ)」などと思ってしまうのも、ありがちなことだ。
言葉が発せられた状況とか背後にある常識を捉えられないで、言葉そのものだけ見てしまうのも、程度が過ぎれば「病気」と見なされる。精神に障害のある人の施設で、トイレの個室のところに「ドアを開ける前に、まずノックをしましょう」と貼り紙をしていると、障害のある人はトイレに入るときのみならず、出て行くときも内側からノックしてからドアを開けるのだという。
「ナポレオンが赤いズボン吊りをしていたのはなぜか?」というクイズ。答えは「ズボンがずるからだ」……というのは一つのジョークだが、上述のような病の兆しが見られる人は、なかば真剣にそのような答えをしそうな気がする。
昔「それゆけスマート」というスパイもののコメディがあって、それに出てくる「ララビー」という脇役の情報部員が、それに類したギャグをよくとばしていた。
・ ある双子の男の一方が死体で発見されたあと、その双子そっくりそのままの二人が生きて現れて皆びっくりする。主人公のスマートが「片方は死んだはずでしょう」というと、二人は「いや、我々は実は三つ子なのだ」。すかさずララビー「あんたたち二人が三つ子?」
・ ララビーが夜、情報局に出勤してきて「おはようございます」。上司である「チーフ」が「おい、今何時だと思ってる」。ララビー「八時です。定刻に出勤してきましたが」「出勤時間は朝の八時だ。今は夜の八時だぞ」「ホント!? どうりでみんな帰っていくと思った」
・ 情報部員と結婚しては相手に保険金をかけて殺すということを繰り返していた、悪の機関「ケイオス」の女スパイ。その殺人の証拠を突き止めるため、スマートが女スパイと偽の結婚式をあげ、ホテルの部屋で二人きりになって彼女の挙動を観察することになった。ララビーが部屋にずかずか入ってくる。スマート「いったい何の用だ」。ララビー「いや、君がロビーの植木鉢に残したメモを見て上がってきたんだ」。そんなメモを残した覚えのないスマートが「いや、僕は植木鉢にメモを残したりなんかしていないよ」というと、ララビー「あれが植木鉢でないとしたら、何だろう?」
言葉や時計盤をあまりにそのまま信じてしまうララビーは、あくまでギャグとしての存在だが、「お役所」など規則一点張りの場所でも、そんな冗談のような会話が実際になされているのかも知れない。「規則」が「常識」を離れて暴走している例をときおり見かけるが、笑わせてくれるような実例はあまりないような気がする。何かの本で読んだが、ある新聞への投書にこんなものがあったそうだ。「自分の住んでいる地域は町内会活動が活発で、三日とおかず回覧板がまわってきます。そのため素早く次の人にまわさなくてはといつも緊張しているのですが、あるときの回覧板に書かれていたのは一言だけ、『回覧板は早くまわしましょう』」。
(c) 2010 ntr ,all rights reserved.
数学では(少なくとも建て前上は)日常生活からの「常識」は必要がなくて、公理から論理(推論規則)で導き出されたものだけを事実と認めていかなければならない(論理で詰めていくのではない「直観的イメージ」が実は大事だったりするのだが)。数学で述べられる文章の背後に「常識」というものがあるとすれば、あくまでそれは「数学内部の常識」で、日常生活の常識とはひとまず無関係である。
「200円持って買い物に行き、80円の物を買った。お釣りはいくら?」という問題に対して、数学の問題だと思えば答えは「120円」が妥当かもしれないが、80円の物を買うのに200円出す者はいない。日常的常識を加味すれば、お釣りは「20円」もしくは「0円」のはずだ。
数学を熱心に勉強していると、数学書以外の本が読めなくなる、という話をたまに聞く。自分もそのような経験があり、そうなるのはまだ数学に慣れていない人だと思っていたが、自分よりずっと数学に詳しい方もそのような経験をしているらしい。そうなる理由は人それぞれかも知れないけれど、文学的な文章を読む際、言葉の背後にある「常識」を加味すれば自然に味わえるものを、背後の「常識」を切り離して「言葉の列」だけで見ていって「論理的誤謬」が見つかると拒絶反応を起こしてしまう、僕の場合はそんな感じだった。ことさらに疑り深い態度で読書に臨んでいるつもりはないのだが、自分の目が勝手に文章中の「論理的矛盾」を拾い出してくるのだから仕方がない。たとえば「例外のない規則はない」という言葉を見た瞬間に、「この言葉自体も『規則』と見なすと、これにもやはり『例外がある』ことになり、すなわち『例外のない規則がある』ことになって矛盾するなあ(これはラッセルのパラドックスだなあ)」などと思ってしまうのも、ありがちなことだ。
言葉が発せられた状況とか背後にある常識を捉えられないで、言葉そのものだけ見てしまうのも、程度が過ぎれば「病気」と見なされる。精神に障害のある人の施設で、トイレの個室のところに「ドアを開ける前に、まずノックをしましょう」と貼り紙をしていると、障害のある人はトイレに入るときのみならず、出て行くときも内側からノックしてからドアを開けるのだという。
「ナポレオンが赤いズボン吊りをしていたのはなぜか?」というクイズ。答えは「ズボンがずるからだ」……というのは一つのジョークだが、上述のような病の兆しが見られる人は、なかば真剣にそのような答えをしそうな気がする。
昔「それゆけスマート」というスパイもののコメディがあって、それに出てくる「ララビー」という脇役の情報部員が、それに類したギャグをよくとばしていた。
・ ある双子の男の一方が死体で発見されたあと、その双子そっくりそのままの二人が生きて現れて皆びっくりする。主人公のスマートが「片方は死んだはずでしょう」というと、二人は「いや、我々は実は三つ子なのだ」。すかさずララビー「あんたたち二人が三つ子?」
・ ララビーが夜、情報局に出勤してきて「おはようございます」。上司である「チーフ」が「おい、今何時だと思ってる」。ララビー「八時です。定刻に出勤してきましたが」「出勤時間は朝の八時だ。今は夜の八時だぞ」「ホント!? どうりでみんな帰っていくと思った」
・ 情報部員と結婚しては相手に保険金をかけて殺すということを繰り返していた、悪の機関「ケイオス」の女スパイ。その殺人の証拠を突き止めるため、スマートが女スパイと偽の結婚式をあげ、ホテルの部屋で二人きりになって彼女の挙動を観察することになった。ララビーが部屋にずかずか入ってくる。スマート「いったい何の用だ」。ララビー「いや、君がロビーの植木鉢に残したメモを見て上がってきたんだ」。そんなメモを残した覚えのないスマートが「いや、僕は植木鉢にメモを残したりなんかしていないよ」というと、ララビー「あれが植木鉢でないとしたら、何だろう?」
言葉や時計盤をあまりにそのまま信じてしまうララビーは、あくまでギャグとしての存在だが、「お役所」など規則一点張りの場所でも、そんな冗談のような会話が実際になされているのかも知れない。「規則」が「常識」を離れて暴走している例をときおり見かけるが、笑わせてくれるような実例はあまりないような気がする。何かの本で読んだが、ある新聞への投書にこんなものがあったそうだ。「自分の住んでいる地域は町内会活動が活発で、三日とおかず回覧板がまわってきます。そのため素早く次の人にまわさなくてはといつも緊張しているのですが、あるときの回覧板に書かれていたのは一言だけ、『回覧板は早くまわしましょう』」。
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目次
上段の『☆ 索引』、及び、下段の『☯ 作家別索引』からどうぞ。本や雑誌をパラパラめくる感覚で、読みたい記事へと素早くアクセスする事が出来ます。
執筆陣
HN:
快文書作成ユニット(仮)
自己紹介:
各々が皆、此の侭座して野に埋もるるには余りに口惜しい、正に不世出の文芸家を自称しております次第。以下、【快文書館】(仮)が誇る精鋭を御紹介します。
❁ ntr 〜 またの名を中村震。小説、エッセイ、漢詩などを書きます。mixiでも活動。ふだん高校で数学を教えているため、数学や科学について書くこともあります。試験的にハヤカワ・ポケット・ブックSFのレビューを始めてみました。
❖ 呂仁為 Ⅱ 〜 昭和の想い出話や親しみやすい時代物、歴史小説などについて書きます。
✿ 流火-rjuka- ~ 主に漢詩の創作、訳詩などを行っています。架空言語による詩も今後作りたいと思っています。
☃ ちゅうごくさるなし
主に小説を書きます。気が向けば弟のカヲスな物語や、独り言呟きなことを書くかもしれません。
♘ ED-209 〜 ブログ引っ越しました。
☠ 杏仁ブルマ
セカイノハテから覗くモノ
我ら一同、只管に【快文書】を綴るのみ。お気に入りの本の頁をめくる感覚で、ゆるりとお楽しみ頂ければ僥倖に御座居ます。
※ 基本的に当ページはリンクフリーです。然し乍ら見易さ追求の為、相互には承っておりません。悪しからず御了承下さい。※
❁ ntr 〜 またの名を中村震。小説、エッセイ、漢詩などを書きます。mixiでも活動。ふだん高校で数学を教えているため、数学や科学について書くこともあります。試験的にハヤカワ・ポケット・ブックSFのレビューを始めてみました。
❖ 呂仁為 Ⅱ 〜 昭和の想い出話や親しみやすい時代物、歴史小説などについて書きます。
✿ 流火-rjuka- ~ 主に漢詩の創作、訳詩などを行っています。架空言語による詩も今後作りたいと思っています。
☃ ちゅうごくさるなし
主に小説を書きます。気が向けば弟のカヲスな物語や、独り言呟きなことを書くかもしれません。
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セカイノハテから覗くモノ
我ら一同、只管に【快文書】を綴るのみ。お気に入りの本の頁をめくる感覚で、ゆるりとお楽しみ頂ければ僥倖に御座居ます。
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