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 『読んで面白い』『検索で来てもガッカリさせない』『おまけに見やすい』以上、三カ条を掲げた〜快文書〜創作プロフェッショナル共が、心底読み手を意識した娯楽文芸エンターテイメントを提供。映画評論から小説、漢詩、アートまでなんでもアリ。嘗てのカルチャー雑誌を彷彿とさせるカオスなひと時を、是非、御笑覧下さいませ。
No.
2017/10/21 (Sat) 11:57:39

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No.535
2012/01/06 (Fri) 21:51:21

             

 今日は朝起きてから、ネットサーフィンをして経済記事を読んだり、勤めている会社の協力会社がツブれた等々、一見のブログを読んだりしながら、この不況の時代の事をずっと考えていました。

 政治が悪い、一部の経営者が悪い、アメリカが悪い等々、色々言えるんでしょうが、結局、この世はもう全てが成長しきってしまったんだろうなぁ、と。
 頂点まで達してしまったら、それ以上は上が無いので、あとは落ちていくだけですもんね…。

 物が売れないというのも、もうみんな必要な物は普通に持ってますからね。
 しかもそれが最近の高品質な物となれば、すぐに買い替える必要も無い。
 こうなれば当然、物は売れない。そして商売は成り立たなくなる。

 まさに栄枯盛衰、なんでしょうね。
 人類は、行き着くところまで行ってしまったのかな?とも思います。

 ですが、この言葉のとおり、衰退・停滞はずっと続くわけではなく、いつかきっとまた栄え、隆盛してくる時がくるはずです。

 それはきっと、形を変えてやってきます。

 例えば今や、テレビ業界ですらも大不況で、ギャラの高いタレントの起用や、高額な費用がかかる番組作りは出来なくなってきていて、テレビ局すらも倒産する可能性があり、キー局の2、3社以外は生き残れないのではないか、なんて事も言われているようです。

             

 これなんかも、いかに既存のメディアが今の時代に合わなくなってきてしまったか、という事の表れだと感じます。

 実際、今はこうしてネットで任意に情報収集が出来るし、逆に個人が世界に向けて情報を発信する事も可能です。(この僕のコラムも、大げさに言えばそうです)

 だから今は、テレビしか無かった時代とは全く違う。
 一方的に何かが供給されて、我々はそれを受け取るだけという時代は終わったのです。
 そして、人々の趣味嗜好も昔に比べて遥かに多様化し、皆が同じ番組を見てる、皆が同じタレントが好き、なんて事ももう無くなってしまいました。
 マスメディアすらも、今の時代では生き残れないというのは、ある意味当然となってしまったと言えます。

 では、“マス”(大衆)向けがもうダメなら、今後は何ならいいのか。
 多くの人が必要十分な物を手に入れてしまった今、今後は何なら物を買ってもらえるのか。

 それが、“ニッチ”(隙間)向けなのではないかと。
 調べてみると、ニッチとはもう大分前から言われている事のようですが、今はそれが徹底して進んできたのではないのかな、と思います。

 結局、大衆が必要な物が全て普及し尽くしてしまった今、これから求められるのは一人一人個人が好んで求めるマイナーな物を供給し続けていけるビジネス、という事です。
 前述したマスメディア、テレビの事で言えば、スポンサーを付けて宣伝を挟んだ無料の地上波の番組よりは、CS放送のようなマニアックな専門チャンネルや番組を色々作って有料制にした方が今後は伸びていくかもしれません。

 でもこれは、マイナーな所を突くビジネスですから、今までの大衆向けのように巨額な利益にはなっていかないんでしょうね。

 だからやっぱり、栄えて隆盛すると言っても、今までのような大規模な成長と発展が起きる事はもう無くて、今後は細々と細々とやっていく時代が到来するんでしょうね…。
 でもこれは、個人のニーズが主導になってきたとも言えると思うのです。
 企業や国家という団体よりも、個人の力が強くなって、個人の様々な生き方や趣味嗜好が本当に尊重される自由な時代になってきたとも言えると思うのです。

 だから今はちょうど、今までの社会システムが全て淘汰され崩壊する転換期で、形を変えて細々とやっていくシステムが作られる直前のタイミングにあるのだと思います。

             

 昨今では百貨店すらも淘汰されるこの時代、なんだかんだ、こうして理屈では色々言えるんですが、結局今のこの転換期で一番ツラいのは我々労働者ですよね…。
 失業してしまっては、個人が自由に好きに生きる以前の問題で、生活する事自体が脅かされてしまう…。
 運良く倒産しない企業に勤めている人も、頑張っても頑張っても物なんて売れないこの時代なのに鬼のように会社から売上を求められて力尽きてしまう…。

 本当に我々労働者というのは無力です

 時代の変化があまりにも激しすぎるんですね…。
 世の中全てが“細々システム”に切り替わるまで、個人の痛みと苦しみはこの先も相当続きそうです

 今が一番厳しいタイミングだと思います。



 (c)2012 ED-209 , all rights reserved.




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 各々が皆、此の侭座して野に埋もるるには余りに口惜しい、正に不世出の文芸家を自称しております次第。以下、【快文書館】(仮)が誇る精鋭を御紹介します。


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