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 『読んで面白い』『検索で来てもガッカリさせない』『おまけに見やすい』以上、三カ条を掲げた〜快文書〜創作プロフェッショナル共が、心底読み手を意識した娯楽文芸エンターテイメントを提供。映画評論から小説、漢詩、アートまでなんでもアリ。嘗てのカルチャー雑誌を彷彿とさせるカオスなひと時を、是非、御笑覧下さいませ。
No.
2024/03/19 (Tue) 13:33:59

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No.254
2010/03/15 (Mon) 05:04:12

読心術と透視術が、生まれつきの能力として、日常生活に用いられるようになった時代の話。ただし読心術と透視術の両方を身につけることはできないという設定である。
主人公のスティーブ・コーネルは、婚約者のキャサリンを隣に乗せていた車が事故に遭い、大怪我を負う。かつぎこまれた病院で意識を取り戻した彼は、キャサリンについて医師や看護婦に尋ねるが、誰もがそんな女性は事故現場にいなかったと言う。警察に問い合わせても答えは同じ。スティーブは独自に調査を開始する。しかし出会った人間が次々と行方不明になり、謎は深まるばかり。失踪した人物の一人が、皮膚が異常に硬化する難病「メクストローム病」に犯されていたことを聞かされて以来、彼の周りにその病気の患者が次々と出没するようになる。やがて彼は、特殊な道路標識をたどることにより、メクストローム病患者の秘密結社が存在することを探り出す。実はメクストローム病患者は、適切な治療を受ければ不死身の肉体を手に入れることができ、スティーブはその数少ない媒介者(病原菌を他人にうつすことができる者)だったのだ。

後半になると真相が次々と明らかになり、なるほどと膝を打つところが多くなるが、そこまでは話がどこに突き進んでいるのかちょっと分かりづらい。また主人公の懊悩が作品全体に憂鬱な雰囲気をかもし出している。


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執筆陣
HN:
快文書作成ユニット(仮)
自己紹介:
 各々が皆、此の侭座して野に埋もるるには余りに口惜しい、正に不世出の文芸家を自称しております次第。以下、【快文書館】(仮)が誇る精鋭を御紹介します。


 ❁ ntr 〜 またの名を中村震。小説、エッセイ、漢詩などを書きます。mixiでも活動。ふだん高校で数学を教えているため、数学や科学について書くこともあります。試験的にハヤカワ・ポケット・ブックSFのレビューを始めてみました。

 ❖ 呂仁為 Ⅱ 〜 昭和の想い出話や親しみやすい時代物、歴史小説などについて書きます。

 ✿ 流火-rjuka- ~ 主に漢詩の創作、訳詩などを行っています。架空言語による詩も今後作りたいと思っています。

 ☃ ちゅうごくさるなし
主に小説を書きます。気が向けば弟のカヲスな物語や、独り言呟きなことを書くかもしれません。

 ♘ ED-209ブログ引っ越しました。

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セカイノハテから覗くモノ 



 我ら一同、只管に【快文書】を綴るのみ。お気に入りの本の頁をめくる感覚で、ゆるりとお楽しみ頂ければ僥倖に御座居ます。









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