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 『読んで面白い』『検索で来てもガッカリさせない』『おまけに見やすい』以上、三カ条を掲げた〜快文書〜創作プロフェッショナル共が、心底読み手を意識した娯楽文芸エンターテイメントを提供。映画評論から小説、漢詩、アートまでなんでもアリ。嘗てのカルチャー雑誌を彷彿とさせるカオスなひと時を、是非、御笑覧下さいませ。
No.
2017/08/18 (Fri) 16:00:13

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No.114
2009/10/29 (Thu) 20:03:17

「孫の手」があるなら「祖父の背中」も売られていていいはずだと思うのだが、しかしそれがどんな用途のものなのかよく分からない。たとえば「猫の爪とぎ」のようなものか。

猿、猫、象などは人のあだ名として使えるようである。しかし犬、豚などは罵倒の言葉として使われる。「犬」が下劣な人間を指すのはどこから来ているのだろう。「豚」が罵倒語なのは、その太った姿、何でも食うところからだろうし、こちらは分かりやすい気がする。
たとえば「プロゴルファー猿」はありえても「プロゴルファー豚」はありえないだろう。

英語の名詞の「単複同型」は面白い。羊 sheep が単複同型なのは、羊は群れているのが当たり前だからだろうか。羊の群れは雲にも似ていて、不可算のもののようにも見える。しかし鹿 deer も単複同型だが、鹿は群れていない姿もよく見かける。鯉 carp はどうだろうか。ただ鯉が百歩譲って数えられない存在だとしても、広島カープの選手は明らかに数えることができる。

外国人になじみのない人は、外国人がみな同じに見えたりする。猫になじみのない人にとっては、どの猫も同じ顔をしているように見える。しかし猫を飼うようになったり、注意して見るようになると、どの猫の顔も違って見えるようになってくる。では単細胞生物を研究している人は、どのゾウリムシも違って見えたりするのだろうか。ゾウリムシに個性はあるのだろうか。

プログラマをしていたころ、先輩たちはよくコンピュータを擬人化し、「この人」「この子」などと呼んだ。僕の職場ではとくに女性のプログラマにその傾向が強く、コンピュータのメモリ、CPUなどの部品をも擬人化し、あたかも劇のようにコンピュータの原理を説明するのだった。これは一種の「女性らしさ」なのか、ずっと疑問に思っていたが、他の職場ではどうなのだろう。

コアラはカンガルーと同じく「有袋類」で、お腹にポケットがついている。ただカンガルーとはポケットの向きが逆で、コアラの赤ちゃんが顔を出すとそこは親の股間である。コアラの赤ちゃんはそれでいいと思っているのだろうか。

美男美女であったり高学歴であったりということは、他人がうらやみもするが、本人たちには負担に感じることもある。たとえば高学歴なのに無能であると、必要以上に罵倒されるものである。それと同じように、グレートデンやボルゾイのような立派な外見の犬が野良犬だと、明らかに変な印象を受ける。彼らも内心は大変なはずである。

このあいだ学校の近くで、忙しくのたうつ蛇を見たのだが、つくづく思ったのは、こんな手も足もない姿では決して人間のようには文明を築けないだろう、ということだった。蛇は、この世に生れたときからそう決まっていたようなものである。文明を発展させようという欲求も、もとからないのだろう。しかしほとんどの動物はそうではなかろうか。してみると人間が今日の文明を築いてきたのは、別に優れていたとかそういうことではなく、ただちょっと変わっていたから、と捉えるべきではなかろうか。


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快文書作成ユニット(仮)
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 各々が皆、此の侭座して野に埋もるるには余りに口惜しい、正に不世出の文芸家を自称しております次第。以下、【快文書館】(仮)が誇る精鋭を御紹介します。


 ❁ ntr 〜 またの名を中村震。小説、エッセイ、漢詩などを書きます。mixiでも活動。ふだん高校で数学を教えているため、数学や科学について書くこともあります。試験的にハヤカワ・ポケット・ブックSFのレビューを始めてみました。

 ❖ 呂仁為 Ⅱ 〜 昭和の想い出話や親しみやすい時代物、歴史小説などについて書きます。

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 ☃ ちゅうごくさるなし
主に小説を書きます。気が向けば弟のカヲスな物語や、独り言呟きなことを書くかもしれません。

 ♘ ED-209 〜 PNの由来は映画『ロボコップ』に登場するオムニ社の敵役ロボットからです。今まで書き溜めてあった自身の体験談やコラムを発表するには良い機会と思い寄稿させて頂きました。是非、御読みになってみてください。そして何より皆さんに楽しんで貰えれば嬉しいです。

 ☠ 杏仁ブルマ
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 我ら一同、只管に【快文書】を綴るのみ。お気に入りの本の頁をめくる感覚で、ゆるりとお楽しみ頂ければ僥倖に御座居ます。









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