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 『読んで面白い』『検索で来てもガッカリさせない』『おまけに見やすい』以上、三カ条を掲げた〜快文書〜創作プロフェッショナル共が、心底読み手を意識した娯楽文芸エンターテイメントを提供。映画評論から小説、漢詩、アートまでなんでもアリ。嘗てのカルチャー雑誌を彷彿とさせるカオスなひと時を、是非、御笑覧下さいませ。
No.
2017/10/20 (Fri) 17:59:42

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No.117
2009/10/30 (Fri) 17:44:03

  

今朝八時ごろの空。いい天気だ。しかし何でもない青空のようだが、右の拡大写真を見ると、新型インフルエンザウィルスが多数浮遊しているのが見て取れるだろう(画面左下、薄茶色のビルの上あたり)。

自分はこれまで大病をしたことがない。しかしごくたまに脳が止まるようである。心臓が止まる、などのことなら理解は得られやすいだろうが、実は脳も止まるのであり、思考能力がストップするのである。それは極度の疲労に見舞われたときに起こる。もっとつらいときのことを想像して「今はまだマシ」と思えば精神的に楽になり回復するはずだ、とかつての上司は言ったが、そういう「考え方」の問題ではないのである。そんな想像力を膨らませることなど到底出来ないほどに脳は止まるのである。原因はよく分からないが、自分が何でも考えすぎることとも関係があるのかも知れない。
今は疲れていないし脳は動いている。なのに上記のようなことを思い出したのは、さる八月十五日、年かさの従兄が来て人間の業病というものについて語ってくれたことによる。従兄はどんなに食事に注意してもコレステロール過多と医師に診断されるとのことで、これは自分の業病として一生付き合っていかねばならないようである、と語った。その後僕も考えた。僕の場合は「怠け癖」が業病であると思い当たった。しんどいことと楽なことの二つの選択肢があれば必ず楽なほうを選んで怠けてしまう体質が、この体を蝕んでいるのである。体はそのように怠けて脳はいつも忙しく動いているのだから、きっと自分の将来は、脳だけが過労死してなまった体は生き続ける植物人間であろう。そうに違いない。大変なことになった、と思った。これからは人が車に乗るところを歩き、人が歩くところを走り、人が買って済ませる食物を自ら鍬をふるって田畑から得、そのように残りの人生のすべての場面でしんどい選択をし続けてようやく自然に死ねるかどうか、そのぎりぎりのところに自分はすでに来ているように感じる。
便利を追求して、ということは人を怠けさせるところに産業は競って発達する。それをそのまま受け入れていると、脳死しないまでも体のバランスはきっと崩れてしまうだろう。
だから仮にこれから携帯電話にテレポーテーションの機能がついたとしても、僕は決して使うまい。そんなことを思った。


(c) 2009 ntr ,all rights reserved.
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執筆陣
HN:
快文書作成ユニット(仮)
自己紹介:
 各々が皆、此の侭座して野に埋もるるには余りに口惜しい、正に不世出の文芸家を自称しております次第。以下、【快文書館】(仮)が誇る精鋭を御紹介します。


 ❁ ntr 〜 またの名を中村震。小説、エッセイ、漢詩などを書きます。mixiでも活動。ふだん高校で数学を教えているため、数学や科学について書くこともあります。試験的にハヤカワ・ポケット・ブックSFのレビューを始めてみました。

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