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 『読んで面白い』『検索で来てもガッカリさせない』『おまけに見やすい』以上、三カ条を掲げた〜快文書〜創作プロフェッショナル共が、心底読み手を意識した娯楽文芸エンターテイメントを提供。映画評論から小説、漢詩、アートまでなんでもアリ。嘗てのカルチャー雑誌を彷彿とさせるカオスなひと時を、是非、御笑覧下さいませ。
No.
2017/08/18 (Fri) 15:56:43

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No.168
2009/12/27 (Sun) 17:35:56

題名に意味はないし、もちろん金髪美女の奴隷になりたいわけでもない。
学校が冬休みになって、期末試験で燃え尽きたのか、頭の中がカラッポになったような気がする。

■アルバン・ベルク四重奏団らによるドヴォルザーク、シューマンのピアノ五重奏曲を聴いた。実はABQはあまり好きでなく、だからそんなに多く聴いてきていないが、ピアノが加わるとどうかしらと思い買ってきた。やっぱり好きじゃない。彼らの弦の音は、僕には頭に突き刺さってくるような不快感がある。技術は高いのか知らないが、その高度な技術でいやな音を鳴らしてどうする。しかしABQは人気があるから、こういう感想を抱くのはきっと少数派なのだろう。

昨日はじめて聴いたジャズで、マッコイ・タイナーの「タイム・フォー・タイナー」というアルバムが気に入った。ボビー・ハッチャーソン(vib)、タイナー(p)、ハービー・ルイス(b)、フレディ・ウェイツ(ds)というMJQと同じ楽器編成だが、聴こえてくる音楽はMJQとはまるで違う。タイナーのピアノが奏でるメロディはジョン・ルイスよりずっと現代的。というかジョン・ルイスのシンプルな音作りのほうがジャズの世界では珍しいのかも知れない。上述のアルバムでのタイナーのピアノは、音がとんがっていて小気味よい。彼の有名なアルバム「バラードとブルースの夜」は僕には面白くなかった。あそこではまずピアノの音が鈍かったような気がする。

「スタン・ゲッツ&ビル・エヴァンス」というアルバムも聴いた。ビル・エヴァンスが苦手というジャズ・ファンに僕は会ったことがない。ところが僕はエヴァンスが苦手なのである。彼のやる即興には、しばしば狭いところに無理に何かを押し込もうとするかのような息苦しさを感じる。
「リリカル」と形容される繊細なタッチも、神経質な感じがするだけであまり琴線に触れない。代表作とされる「ワルツ・フォー・デビー」ですら僕にはつまらなかった。自分のようなジャズ・ファンはかなり珍しいと思う。しかしピアノ・トリオという形式を最も得意にしたエヴァンスだが、そこに他の楽器が加わったときのエヴァンスは僕はけっこう好きなのである。ヴィブラフォンのデイブ・パイクと共演した「パイクス・ピーク」、フルーティストのジェレミー・スタイグと組んだ「ウィズ・ジェレミー・スタイグ」など。そこでは共演者の目立つ音と、エヴァンスのピアノの陰鬱さとでいいバランスが出来ているように感じる(ジャズを聴かない人に断っておくけれど、これはかなり珍しい意見だと思う)。で、ゲッツと共演したこのアルバムだが、ゲッツはこの出来に満足できず発表する意思はなかったらしい。しかし聴いた感じ、歴史に残る名演とまではいえなくても、エヴァンスとゲッツの個性がよく出ていて楽しめ、いいアルバムだと思った。

■E・R・バローズの小説を古書でまとめ買いして、火星シリーズをいくつか読んだけれど、あまり趣味の良い作家ではないような感じもしてきて、どうも「むさぼり読む」とはいかない。主人公はじめ人物の性格がどれも単純で、趣味が悪いというよりは「趣味がない」という感じがする。冒険活劇で子どもにすすめるとしたら、こっちよりH・R・ハガードのほうが断然良いと思う。


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快文書作成ユニット(仮)
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 各々が皆、此の侭座して野に埋もるるには余りに口惜しい、正に不世出の文芸家を自称しております次第。以下、【快文書館】(仮)が誇る精鋭を御紹介します。


 ❁ ntr 〜 またの名を中村震。小説、エッセイ、漢詩などを書きます。mixiでも活動。ふだん高校で数学を教えているため、数学や科学について書くこともあります。試験的にハヤカワ・ポケット・ブックSFのレビューを始めてみました。

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