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 『読んで面白い』『検索で来てもガッカリさせない』『おまけに見やすい』以上、三カ条を掲げた〜快文書〜創作プロフェッショナル共が、心底読み手を意識した娯楽文芸エンターテイメントを提供。映画評論から小説、漢詩、アートまでなんでもアリ。嘗てのカルチャー雑誌を彷彿とさせるカオスなひと時を、是非、御笑覧下さいませ。
No.
2017/10/21 (Sat) 11:52:27

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No.488
2011/10/31 (Mon) 23:56:52

 最近はまっている下町の昭和歌謡の店は、日曜日になるとディスコになる。

 日曜の夜はバイトの帰りにゲオでも寄って、新作のDVDか旧作のブルーレイなどを物色して適当に借りて帰るのが日課だが・・・。

 ウィークデイに仲良くなったDJnМ氏に誘われたこともあって、先週の日曜日に勇気を出して行ってみた。

 2ドリンク付きで男性¥2,000、女性¥1,000で、追加ドリンクは1杯=¥500。
1人で行ったからカウンターに腰掛けて、日曜担当のママさんからシステムやかかる曲なんかを教えて貰った。

 言ってるうちに、隣に座ってたジーンズのオジサンとも仲良くなる。
 もっとも、向こうもそう思ってるんだろうけど。

 モニター画面には往年の名番組、ソウルトレインが映し出されてなかなか懐かしい。
 そうそう、かつての時代にはスーツで行く人もいたんだよね。

 ボックスに目をやれば、さほど自分と歳の開かないような淑女の4、5人とスキンヘッドにイカシタTシャツのサングラスのオジサンが、楽しそうに指を立てながら身振り手振りでしゃべってる。
 昔、六本木のロアビルなんかとかツバキなんとかで見かけた光景を思い出した。


 新聞配達のバイトに明け暮れ、本業の専門学校の勉強にも身が入らなくなった三十数年前・・・・。
 新宿の歌舞伎町はカンタベリー・ハウスのなんとか館、ギリシヤとかなんとか言ったかと思うけど・・・ディスコのメッカだった。
 あの頃は確か土曜日はまだ休みじゃなかったんじゃないかな。
 ゆとり世代なんてまだまだの筈。

 第何次かわからないけど、言えばサーファー・ブームだったんだろう。
コーデュロイのフレアとイージーパンツの合いの子みたいなボトム、色違いのボア付きのリーバイスなんかのやはりコール素材のGジャン・・・中はトレーナーか小花プリントのシャツが多かった・・・なんかを着てムスクなどのコロンをつけて土曜の夜の社交場に出かけたものだ。

 バイキング形式のフードコーナーから適当にナポリタンみたいなスパ(あえてパスタなんて言い方はしなかった)や焼きそば、しなびかけたレタスのサラダに変てこな色のついた不気味なゼリー・・・それらを小皿にとって、頭が痛くなるようなウィスキーの水割りをカウンターでもらって適当な席に着く。

 好みの曲がかかればホールで踊りだす。

 映画「サタデー・ナイト・フィーバー」はかのジョン・トラボルタを一躍有名にしただけでなく、2枚組のビージーズが主に歌うサントラのヒットとともに、一大ディスコブームをもたらした。
 現代と違い、携帯やPCだけにうつつを抜かす若者カルチャーと違って、映画の中のライフスタイルが若者文化(こんな言い方もうしないのかな)に深くカルチャーとして入り込んだいい例だろう。

 のちに「フット・ルース」や「ステイン・アライヴ」などもサントラもヒットしているが「サタデー・・・」の比えはないだろう。
 この時代はそこでかけられるブラック・ミュージックとミーハーのように、雨後のタケノコのように出てくるヒットメーカーとの饗宴が素晴らしかった。

 アバ、アラベスク、ジンギスカン、ボニーM、ビージーズ、タバレス、変わったところではブロンディtかね・・・。

 雑誌のポパイには、マフラーのいかした巻き方なんかと一緒に流行りの曲のステップなんかも出ていたな。
 小生は運動音痴、ダンス音痴でもっぱら飲むだけだったけど・・・。

 数十年ぶりの体験には当時よりスペースは小さいけれど、夜の紳士淑女たちの熱気がこもり天井にはミラーボールが煌めきながら囁いている。
 少し、腹を引っ込めてイカシタTシャツにブルージーンズ・・・Leeあたりのワンウオッシュでも決めてまた来よう。


 うんざりするような人生だけど夜はまだ長いから楽しまなくちゃ。



 (c)2011 Ronnie Ⅱ , all rights reserved.




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 各々が皆、此の侭座して野に埋もるるには余りに口惜しい、正に不世出の文芸家を自称しております次第。以下、【快文書館】(仮)が誇る精鋭を御紹介します。


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