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 『読んで面白い』『検索で来てもガッカリさせない』『おまけに見やすい』以上、三カ条を掲げた〜快文書〜創作プロフェッショナル共が、心底読み手を意識した娯楽文芸エンターテイメントを提供。映画評論から小説、漢詩、アートまでなんでもアリ。嘗てのカルチャー雑誌を彷彿とさせるカオスなひと時を、是非、御笑覧下さいませ。
No.
2017/08/19 (Sat) 06:57:20

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No.490
2011/11/02 (Wed) 01:03:17

 昨日は週末の日課で、最寄り駅に近いゲオでブルーレイを物色して帰った。

 この間借りたパチーノの最新作、確か「陰謀の報酬」とかって言ったと思うけど、意味のある社会派ドラマなんだろうけど薄っぺらで全然ピンとこなかった。
 前作のデ・ニーロと久々の共演の「ボーダー」、あれも似たような題材、警察の腐敗や汚職警官を題材にした話だったけど。

 デ・ニーロのように器用な役者は、ビッグネームとなってもコミカルもシニカルも結構こなすけど、パチーノみたいな俳優は個性が強すぎて無理なんだろう。
 「ゴッドファーザー」も「セント・オブ・ウーマン」も彼の演説めいたセリフが最高のクライマックスなんだけど、往年の輝きは失われていく。

 
 さて、レンタルなんとかいう商売が出始めたのは80年代の中盤ではなかったか?・・・・

 ビデオはVHSとベータと両方置いてる店が多かった。ツタヤやゲオなどチェーン店がまださほど存在しない頃の話だ。
 CDの普及率もまだまだだったころ貸しレコード店と兼ねる店もあった。
 数千円もする入会金や法外とも思う延滞金など高かったよね以前は。

 新作、話題作も数本しかなくて人気のあるのはいつも貸出中で、「箱だけしか飾ってないんじゃねーの?」と店員にごねた思い出もある。

 VHSが終焉に向かう90年代後半から、圧倒的なチェーン店一辺倒時代が到来する。やはり、在庫や資金回転の面からすると難しいのだろう。
 中小や零細ではほんの趣味になってしまう。地方のローカル都市だと何十台も停められる大型の駐車場が必要になるし、都心の駅の周辺ではそれなりの家賃もかかる。

 欧米型の家族が半日過ごせるようなショッピングセンターがもてはやされるのはその為だろうが、スペースの割に奥行きがない。
 単に陳列やディスプレイのことだけをこだわるのでない。

 産業自体が、この国と同様に若者優先、偏重で来ているから新しいものしかブームにしようとしない。

 必然的にクラシックに近いスタンダードな名作は隅っこに追いやられる。

 心に訴えるサウンド、映画とは言え他人の人生を垣間見る物語、胸を打つ技、むろん今の世にそれがないとは云えぬが・・・。
 だが、映画本来の中身としたらじつに薄っぺらになったと言わざるを得ないし、CGをはじめとする機械仕掛けの紙芝居ごっこに付き合わされているような気がする。 画質が良くなればきれいな半面、アラも目立つ。

 俺に言わせれば3Dなんてもってのほかだ。
 臨場感や迫力に名を借りた電脳猿芝居といえば叱られるか?

 ゲオに往っても結局、幅を利かせてるのは韓流ドラマや24などの延長線上にある連続ドラマたちだ。
 それはそれでいいんだけれど、煽りを食って好きなアラン・ドロン氏の「フランク・リーヴァ」は他店に移動されてしまった。

 嘆かわしい。これも時節か・・・。

 そういえば、カフェラテなんぞが幅を利かせて昔のウインナコーヒーがいつの間にか姿を見ない。
 甘いようでいてほろ苦い、魂を揺さぶるような悪魔のようなコーヒーの味。

 缶コーヒーは無糖しか飲まないけど昨今は微糖が主流らしい。
 贅沢微糖なんていうのもある。が、結局甘いだけであの悪魔のような魂を揺さぶるコーヒーからは程遠い。

 甘くて軽いものがもてはやされ、やがて忘れられていく、
 これも時代か、潮流か・・・。



 (c)2011 Ronnie Ⅱ , all rights reserved.




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 各々が皆、此の侭座して野に埋もるるには余りに口惜しい、正に不世出の文芸家を自称しております次第。以下、【快文書館】(仮)が誇る精鋭を御紹介します。


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