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 『読んで面白い』『検索で来てもガッカリさせない』『おまけに見やすい』以上、三カ条を掲げた〜快文書〜創作プロフェッショナル共が、心底読み手を意識した娯楽文芸エンターテイメントを提供。映画評論から小説、漢詩、アートまでなんでもアリ。嘗てのカルチャー雑誌を彷彿とさせるカオスなひと時を、是非、御笑覧下さいませ。
No.
2024/04/26 (Fri) 09:27:39

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No.506
2011/11/18 (Fri) 12:49:55

 今でも埼玉の実家に行けば、高校時代に近所のレコード屋で作ってもらったタイレル006に乗った、正面からのジャッキー・スチュワートのA1のポスターがパネルになって、自分の少年時代を過ごした部屋に飾ってある。

 残念ながら、セベールではない。


 自動車雑誌、映画雑誌にはよくこの当時F1やポルシェ、BMWなどのツーリングカー、マックイーンやブロンソン、ドロンやジェンマなどの銀幕のスター、エマニエル・・・等々のポスターの宣伝がよく出ていた。
 そして、ソニービルや上野のアブアブ、大きな書店に行くとそれらは売られていた。

 その中のビートルズやF1を購入して、ベニヤ合板を張り合わせてビニルでパウチしたような額装にしてもらうと、数百円のポスターの見栄えが違った。11年前に東京へ戻り、実家へ寄ったときにはその懐かしいレコード屋もなかった。

 「one by one」はサントラも素晴らしく、ツトム・ヤマシタが担当したLPは、金沢に住んだ時、とても仲良くしてくれた画家の友人に東京へ戻るとき「金沢で過ごした記念に」と差し上げてしまった。

 急に、今更セベールにちなんだ日記を書いた所以は、前の項で引用したウィキペディアの中にセベールの運命の「6」が書かれていたからだ。

 6輪も含めて、セベールに因んだ#6がそんなにあったとは・・・。奇異な運命を感じたからである。

 ニキ・ラウダ、アラン・プロストと続くヨーロッパ人クレバー・ドライバーの系譜は、アイルトン・セナやナイジェル・マンセルらの時代、そしてミハエル・シューマッハの前人未到の活躍によって遠く過去の偉業のようになったかのようだ。

 だが、スチュワートのパネルは依然としてまだ実家にかけてあるし、金沢に置いてきたサントラ盤も、たまには真空管のアンプでかけられることもあるだろう。

 今の仕事が落ち着けば、006は無理でも田宮からの再販1/12の003でも造りたいところだが・・・。


 たまに懐かしいパネルを眺めて思い出だけに浸ることにしよう。



 (c)2011 Ronnie Ⅱ , all rights reserved.




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 各々が皆、此の侭座して野に埋もるるには余りに口惜しい、正に不世出の文芸家を自称しております次第。以下、【快文書館】(仮)が誇る精鋭を御紹介します。


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